ダウン症書家の作品展 南部町
ダウン症の書家、金澤翔子さんが南部町を訪れ、作品展が行われている会場で、書道パフォーマンスを行いました。
金澤翔子さんは東京都出身で5歳で書道を始め、ダウン症と闘いながら全国各地で個展を開くなど活動する、躍動的な書体が特徴の書家です。
24日は作品展が開かれている南部町の町立美術館を訪れ、書道パフォーマンスを行いました。
金澤さんは大勢の人たちが見守るなか、たて1メートル50センチ、よこ1メートルほどの大きな和紙に文字を書き入れます。
そして、「感謝」の2文字を一気に書き上げると、大きな拍手が送られました。
金澤さんは「南部町の人たちに元気、ハッピー、感動を贈りたい、という気持ちで書きました」と話していました。
会場では金澤さんの作品展が開かれていて、南部町のために書いた、「南部の火祭り、茶、筍(たけのこ)」という作品や、東日本大震災の被災地を励まそうと書いた「共に生きる」という作品など、力強く、エネルギーあふれる70点の書が並べられています。
この作品展は、南部町立美術館で来月15日まで開かれています。
05月25日 07時13分
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