5回目の地下水放出 第1原発・南側の外洋に1443トン
東京電力福島第1原発の汚染水対策「地下水バイパス計画」で東電は14日、1~4号機建屋に流れ込む前にくみ上げた地下水1443トンを海に放出した。海洋放出は5月21日に始まって以降5回目。 東電によると、タンクにつながる配管を通じ原発敷地南側の外洋(原発港湾外)に放出した。水の放射性物質濃度は、東電と第三者機関が水質分析した結果、放射性トリチウム(三重水素)は東電の基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を下回る91~95ベクレルだった。放射性セシウムなどベータ線を出す放射性物質濃度は検出限界値未満だった。 放出作業は午前10時10分に始まり、午後4時2分に終了。東電は「配管からの漏えいなどトラブルはなかった」としている。 (2014年6月15日 福島民友ニュース)
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