福島)県産農産物、インドネシア輸出へ調整 安全性PR
永野真奈
2014年6月12日03時00分
県とJA全農福島は、モモなど県産農産物を輸出できるよう、インドネシア側との間で調整に入った。人口が世界第4位のインドネシアは東南アジア最大の市場で、輸出が決まれば県産農産物の安全性を国内外に強くアピールする効果が期待できそうだ。
県関係者などによると、今月に入り、県とJAの担当者がインドネシアを訪れ、現地の輸入業者らと面会した。モモなど県産農産物のおいしさや安全性などを説明し、輸出できないかもちかけたところ、インドネシア側の反応は上々だったという。早ければ今夏からの輸出を目指して、今後、さらにどういう要望があるかなどを調整する。
在インドネシア日本大使館の担当者は「『日本産』はステータスがあり、質が高いと受け入れられている。インドネシアで出回るのはいいことだ」と話している。
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