戦国武将の古文書 公開
戦国時代、織田と毛利との合戦で戦った武将が書いたと見られる古文書が、このほど美馬市の民家から見つかり、24日から徳島市で公開されています。
この古文書は美馬市の男性が10年ほど前、知人から購入し保管していたもので、戦国時代に今の鳥取県西部の武将・南条元続が書いたと見られています。
書は、3枚にわたっていて織田側だった南条元続が毛利側との戦いで、功績があった家臣に褒美として75石を与えると記されています。
南条元続は、織田と毛利の間で繰り広げられた山陰地方での戦いの際、秀吉の策略で織田側に寝返り、戦況を変えた武将として知られ、大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代背景を知る手がかりになるものと注目されています。
書を鑑定した徳島城博物館の森脇崇文学芸員は「紙の質と筆跡から、元続が書いた可能性が高い。戦国時代の古文書は少なく、織田と毛利の戦いの空白を埋める貴重な手がかりになる」と話しています。
この古文書は7月13日まで徳島市立木工会館で展示公開されています。
06月24日 12時32分
ご覧になったら連絡ください。
投稿情報: take-me-yeah | 2014/06/24 23:41