広島・長崎への原爆攻撃の目的の一つ「人体実験」
”被爆者を「治療」せず「実験動物」のように「観察」”
「原爆投下問題への共通認識を求めて-長崎の視点から」
木村 朗(鹿児島大学、平和学専攻)
http://www.ops.dti.ne.jp/~heiwa/peace/shiryo/nagasakigenbaku.html より
芝田進午・広島大学名誉教授「被爆者援護法-もうひとつの法理」
(『毎日新聞』1994年9月6日付き)より抜粋
広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。
一つには戦後世界でのアメリカの覇権確立であり、二つには「原爆の効果」を知るための無数の人間への「人体実験」だった。
だからこそ、占領直後に米軍が行ったことは、第一に、原爆の惨状についての報道を禁止し「人体実験」についての情報を独占することだった。
第二に、史上前例のない恐ろしい火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・長崎の医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者のケロイドの皮膚や臓器や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。
第三に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。
たしかに「実験動物」を治療するのでは「実験」にならない。そこで、米軍は全力を尽くして被爆者の治療を妨害したのである。
第四に、被爆者を「治療」せず「実験動物」のように「観察」するABCC(「原爆傷害調査委員会」と訳された米軍施設)を広島・長崎に設置することだった。加害者が被害者を「調査」するというその目的自体が被爆者への人権蹂躙ではなかったか。
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/753.html より
25. 2012年8月29日 06:08:18 : 7jnZvwTbeU
人体実験決定者
原爆投下に関するトルーマンの意志決定
に決定的な役割をはたした暫定委員会のメンバー
(1)ヘンリー・L・スティムソン 陸軍長官
(2)ジェームズ・F・バーンズ 前上院議員ですぐに国務長官に就任。大統領全権
代表でもある。
(3) ラルフ・A・バード 海軍省次官
(4) ウイリアム・L・クレイトン 国務省次官補
(5)バニーバー・ブッシュ 科学技術研究開発局長 カーネギー協会理事長
(6)カール・T・コンプトン 科学技術研究開発局現業活動事務所長 マサチュー
セッツ工科大学学長
(7)ジェームズ・B・コナント 国家防衛研究委員会委員長 ハーバード大学学長
ジェームズ・B.コ―ナントの提案により陸軍長官ヘンリー・ステイムソンは、
就業労働者が多数いて周囲に労 働者住宅が密集する軍事施設がもっとも望ましい
原爆投下の攻撃対象になるだろうと同意した。
(8)ジョージ・L・ハリソン 陸軍省長官特別顧問 ニューヨーク生命保険会社社長
専門的アドバイスを行う一流の科学者からなる顧問団が付けられた。
(1)J・R・オッペンハイマー博士
(2)E・O・ローレンス博士
(3)A・H・コンプトン博士
(4)エンリコ・フェルミ博士
上記補足動画
[杉並からの情報発信です]
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/5871531
30年以上隠されてきた映像
/ アメリカ軍によって撮影された広島・長崎の原爆被害者を映した映像が公開される.
第二次世界大戦での主な国の犠牲者数
国 名 兵 員 の 一般市民の
死 亡 行方不明 死 亡
ア メ リ カ 407,828 ― ―
イ ギ リ ス 353,652 90,844 60,595
フ ラ ン ス 166,195 ― 174,620
ポーランド (6,000,000)
ソ 連 (20,000,000)
中 国 (10,000,000)
ド イ ツ 2,100,000 2,900,000 500,000
イ タ リ ア 389,000 214,647 179,803
日 本 約2,300,000 約800,000 (単位 人)
オスプレイ墜落
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。