2次検査対象2237人 23~25年度市町村別
検討委では、平成23~25年度の甲状腺検査の市町村別の検査結果を公表した。東京電力福島第一原発事故発生当時18歳以下の対象者36万7707人のうち6月30日現在の受診者は29万6026人で、しこりの大きさなどを調べる1次検査で29万5689人の結果が判明した。2237人が2次検査が必要とされる「B」「C」と判定され、1848人の検査結果が確定した。
検査結果は【表(1)】の通り。
23年度は福島第一原発周辺などの13市町村の4万1813人が1次検査をした。2次検査の対象は221人で、このうち12人ががんと確定し、2人ががんの疑い、1人が良性だった。
24年度は中通りの13万9209人が1次検査を受け、986人が2次検査の対象となった。41人ががんと確定し、13人ががんの疑いとされた。
25年度は中・浜通りを中心に会津地方を加えた11万5004人が1次検査を受診し、1030人が2次検査対象となった。このうち、4人ががん、31人ががんの疑いと診断された。
(2014/08/25 11:46)
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