62%が年1ミリシーベルト未満 原発事故後4カ月間 外部被ばく線量推計
原発事故発生後4カ月間の外部被ばく線量の推計も報告された。放射線業務従事者を除く42万1394人のうち、平時の年間被ばく線量の上限とされる1ミリシーベルト未満は26万1140人で割合が62・0%となり、前回の3月31日時点の66・0%より4・0ポイント下がった。
基本調査の問診票を基に福島医大などが推計した。同大は「これまでの疫学調査で100ミリシーベルト以下での明らかな健康への影響は確認されていない」として「4カ月間の推計値であるが、放射線による健康影響があるとは考えにくい」とこれまでと同様の傾向にあると評価した。
市町村別の外部被ばく線量の推計結果は【表(2)】の通り。地域ごとにみると、1ミリシーベルト未満の割合は県北20・5%、県中52・2%、県南88・5%、会津99・3%、南会津99・2%、相双77・5%、いわき99・1%だった。
(2014/08/25 11:45カテゴリー:福島第一原発事故)
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