山梨県産のキノコからキロ220ベクレルのセシウム検出!測定したキノコの大半が50ベクレル以上!先月に引き続き、キノコ出荷制限へ!
2012年から基準値を超える放射性物質を検出している山梨県産のキノコですが、2014年9月の再検査でも再び基準値を超える濃度の放射性セシウムを検出しました。山梨県が9月10日に発表した「山梨県産特用林産物の放射性物質検査の結果」によると、ショウゲンジから基準値の2倍に匹敵する一キログラムあたり220ベクレルの放射性セシウムを検出し、他にもタマゴタケから120ベクレル等の高い放射性物質を検出したとのことです。
検査したキノコの品目はアンズタケ、オオモミタケ、ショウゲンジ、ホウキタケ、マスタケ、アンズタケ、マツタケ、ヤマイグチ、タマゴタケ、マスタケで、いずれも全てから放射性セシウムを検出しました。
やはり、福島原発事故の影響が今も色濃く残っていますね。2012年よりは値が少し減っていますが、それでも安全と言えるような物はありません。当ブログでは何度も書いているように、キノコ類は放射性物質を吸収し易い性質を持っているので、今後もトップクラスで注意が必要な食品の一つです。食欲の秋ということで松茸等がスーパーでも売られると思いますが、国産は大半がセシウム入りだと見たほうが良いと言えます。
☆山梨県産特用林産物の放射性物質検査の結果(平成26年度第9報)について※出荷制限区域における野生きのこの検査(第2回目)
URL http://www.pref.yamanashi.jp/release/ringyo/2609/tokuyourinsankensakekka9.html
引用:
出荷制限区域(富士吉田市、鳴沢村及び富士河口湖町)内で発生した野生きのこ11検体について、平成26年9月9日に放射性物質の検査を実施したところ、以下のとおり結果を得ましたのでお知らせします。
品目:アンズタケ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:51.1
・放射性セシウム合計:51
(検査日:9月9日)
品目:オオモミタケ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:8.84
・放射性セシウム合計:8.8
(検査日:9月9日)
品目:ショウゲンジ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:12.9
・放射性セシウム137:211
・放射性セシウム合計:220
(検査日:9月9日)
品目:ホウキタケ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:34.5
・放射性セシウム合計:35
(検査日:9月9日)
品目:ホウキタケ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:45.7
・放射性セシウム合計:46
(検査日:9月9日)
品目:マスタケ
採取地点:富士吉田市
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:48.3
・放射性セシウム合計:48
(検査日:9月9日)
品目:アンズタケ
採取地点:鳴沢村
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:40.2
・放射性セシウム合計:40
(検査日:9月9日)
品目:マツタケ
採取地点:鳴沢村
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:63.7
・放射性セシウム合計:64
(検査日:9月9日)
品目:ヤマイグチ
採取地点:鳴沢村
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:51.6
・放射性セシウム合計:52
(検査日:9月9日)
品目:タマゴタケ
採取地点:富士河口湖町
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:15.7
・放射性セシウム137:99.6
・放射性セシウム合計:120
(検査日:9月9日)
品目:マスタケ
採取地点:富士河口湖町
核種別放射能濃度【Bq(ベクレル)/kg】
・放射性セシウム134:不検出
・放射性セシウム137:11.1
・放射性セシウム合計:11
(検査日:9月9日)
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