中田英寿氏が美濃焼の活用報告
サッカーのワールドカップ・ブラジル大会の期間中に現地で和食の店を開いたサッカーの元日本代表、中田英寿さんが11日、岐阜県土岐市を訪れ、店で使った美濃焼の器が好評だったことなどを市に伝えました。
中田さんは現役を引退したあと日本の文化を世界に発信する活動を行っていて、今年6月にブラジルで開かれたサッカーのワールドカップ期間中には現地で和食の店を開き土岐市が提供した美濃焼の大皿やぐい呑みなどあわせて850点あまりを使いました。
中田さんは11日、現地での反応を報告するため土岐市を訪れ美濃焼が客や料理人に好評だったことを伝えた上で「海外では和食ブームだが器への注目度はまだ低い。
日本の器を扱う店を出すなどの取り組みが必要だ」と述べました。
そして来年イタリアで行われる万博にあわせて店を出す構想を温めているということで「日本の器をきちんと見せて世界中から集まるメディアやバイヤーにアピールしたい」と述べました。
これに対し加藤靖也市長は「和食が世界遺産に登録され注目されている今が美濃焼を世界に発信するチャンスだと思っている。ぜひ協力したい」と応えていました。
09月11日 18時52分
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