衆議院選挙は操作されていた!!
飛鳥 この間行なわれた衆議院選挙について、「日刊ゲンダイ」がとんでもないことを暴き出している。あの選挙は民間企業の「株式会社ムサシ」が、国政選挙システムを一手に引き受けてやったという。だから「ムサシ」がその気になれば、いくらでもデータを改ざんできる。今それについてのものすごい追求を徹底して、日刊ゲンダイだけがやっているんだ。だけど4大新聞は知らん顔で、特に読売新聞は一切無視している。
「ムサシ」というのは調べてみるととんでもない企業で、実は安倍晋三のオヤジが大株主だった。安倍晋太郎は亡くなっているから当然今は、それを引き継いだ安倍晋三が大株主だ。
フルフォード 安倍政権になる前には、日本の自衛隊の若造たちが、安倍を総理にして日本をなんとかしたいと考えていた。で、結局そうなったわけで、僕が認識しているのは安倍政権というのは軍事政権だ。なんでも通せるように議席の3分の2が取れたから、実質的に今日本は軍事政権なんだ。今まで金をばらまいて操作していたのは外国の連中だった。
菅沼 たとえば憲法9条を改正するとか、国防軍にするとかがあるわけだけど、それを実現するためには次の参議院選挙が必要ですね。
飛鳥 問題は、次の参議院選挙も、「ムサシ」が一手に引き受けてやるということですよ。
実は今回の選挙でも、おかしなことがいっぱい出てるんです。たとえばあの日は東京都知事選も同じ日だったから、投票に行った人はみんな自動的に書くじゃないですか。多少の差はあるとしても、大体同じくらいの数になるはずなのに、140万票以上も違っていたんです。
菅沼 どっちが多かったの?
飛鳥 都知事選のほうです。
都知事選の投票総数664万7744に対し、衆院選が139万1089だから、約140万の無効票があったことになる。
菅沼 都知事選は猪瀬直樹が433万票とったじゃない?
飛鳥 あの数も、全部「ムサシ」が出した数字です。
もっと言うと、実は原発反対を掲げていた議員のほとんどが国政選挙で落ちています。それだけでなく最も恐ろしいのは、日本未来の党に入った1000万票が消えている。これも「ムサシ」が全部数字を打ち込んでいる。
編集部 アメリカでやったこととまったく同じですね。いくら違う候補に入れてもブッシュになるという。
飛鳥 そう、まったく一緒。もっと恐ろしいのは、そのことをばらしたヤツが飛行機事故で死んでいるよ。セスナが2回ともおかしくなって、みんなから乗るなと言われていたんだけど、3回目に自分で操縦して乗って、墜落して落ちて死んでしまった。
つまり、「ある部分をちょっと押すと数字が入れ替わっちゃう」わけで、そういうことも全部ばらしたんだ。あのときみんな、「そんなのはウソだ。SFじゃあるまいし」と言ったんだけど、アメリカにすれば、今の自民党に勝ってもらったほうがいいんだよ。原発推進派だからね。
フルフォード 確かに日本は、3・11では核攻撃を受けて非常事態でもあるわけで、そういうときは安倍の軍事政権は必要悪かもしれない。
菅沼 つまり選挙に向けて用意された問題が竹島であり、尖閣であり、北方領土で、国民は国の主権が侵されているんじゃないかと考えたわけで、それを守らぬといかんとという民意の延長線上に、憲法改正であるとか国防軍だというものが準備されているわけだから、当然、安倍政権の主張は国民のムードに合っているわけだ。
飛鳥 そう、日本の今の時代にマッチしているわけですよ。
だから「ムサシ」のような問題が事実であったとしてもいいんじゃないかと。ただ各党の国会議員の数と得票率が全然合わない。プログラマーが巧妙に数字を入れ替えて、衆院選に響くように、いかにも日本を守るかのようにしていた。ある意味で安倍さんがトップになったのは流れからいって確かに必然でしょう。だからといって不正選挙をすることはないだろう。これはもう完全な民主主義の死だよ!!
菅沼 自民党の総裁選のときに、初めは安倍なんて名前は出ていない。石原伸晃と石破の対決ということになっていた。
フルフォード 地元の各支部では石破だけど国会議員はなぜか安倍だった。理由は金だよ。みんなワイロで飼い慣らされているんだ。
飛鳥 昔のジジイたちが復活してきたんだ。
菅沼 石原慎太郎は完全に計算が狂ったんです。
総裁選で息子が負けても自分がまた総理になろうと、それぞれみんなが計算していた。ところが、だからなんで安倍なのかとなるわけだ。
飛鳥 確かに唐突でしたね。
みんな目が点になっちゃって、「昔の名前で出ています」とかそんな標語が出るくらい、何だこれはと思った。でも今思うと、「ムサシ」のこうした動きを見ると、あの時分からすでにこうした計画は出来上がっていたわけです。
菅沼 でも国民のムードに合致したから、みんな何の問題も感じていないんです。
飛鳥 そう。4大新聞やマスコミはわかっているけど口をつぐんでいる。
ただ選挙の総括は総務省なんですね。そして当然、総務省は自分のところに火の粉がかかってくることはわかっていたんです。それでどういう言い方をしたかというと、「国政選挙に関しては、こちらには一切責任はない」 つまり一切責任がないということは、はしごを降ろしたということで、総務省がそんなことを言うこと自体、相当ヤバイわけです。だから不正が行なわれたことを知っているわけだ。
あれは「ムサシ」が勝手にやったことで、当方は一切責任はございません、ということだ。日本という国はおもしろいことに、誰も責任をとらなくてもいいシステムになっている。つまりたらい回しというやつで、永遠に誰も責任をとらない。
菅沼 ムサシに言っといて、今度の参議院選挙で3分の2とれるように (笑)。
自民党のまさかの復活で、ネットでは「不正選挙が行なわれたのではないか」という声が上がっている。そこで注目を集めているのが国政選挙の選挙システムを請け負っている「株式会社ムサシ」という民間企業である。国政選挙の投開票は、各自冶体の選挙管理委員会が手作業で行なうものとばかりに思っていたが、いつのまに機械任せになったのだろうか。しかも民間業者に丸投げとは信じ難い話である。それで総務省に問い合わせてみた。
「選挙システムに関しては各自治体ごとの契約なので、当省としてはタッチしていません。またそういった自治体の契約率も把握していません。機械で読み取った後に選管や立会人が票の確認をするので、不正が行なわれる余地はない。民間業者のシステムがいつから国政選挙に導入されたかについても把握していません。業者に聞いてください」(総務省自治行政局選挙部)
各自治体がどういうシステムを利用しているかについて、総務省がまったく把握していないというのは驚きである。しかも「ムサシ」は、自民党への献金企業なのである。選挙システムを請け負う民間業者が、特定の政党や政治家に献金していることに倫理的な問題がないはずがない。2010、2011年分の自民党群馬県第4選挙区支部の収支報告書には、「(株)ムサシ」からの献金が記載されている。支部の代表者は福田康夫元首相で、合計48万円が献金されている。
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