怒りをよく見てみろという。そして、怒りの本質は、実は「恐怖」なのだと説く。
人は何万年もの間、危険に囲まれた生活を送っていた。
それは、「獲物を獲るか、獲物になるか」という人生で、命を守るために「危険である」=「怖い」という感情を育ててきた。
これが現代になって、安全になったとしても、まだ脳が追いついていないというのだ。
そのため、自分が思っていたのと違う出来事に出会ったとき、「危険」=「怖い」から、怒りという感情が呼び覚まされることになる。
そして、その「思っていたのと違う出来事」から「怒り」を引き出しているのは他ならぬ自分自身で、このカラクリに気づいた瞬間、「怒り」は消える(本書では、怒りを見る、怒りに気づくという言い方をする)。
怒りの根っこには必ず、「私が正しい」という思いがある『怒らない練習』より
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2015/04/post-478a.html
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