【色即是空、空即是色】
現代物理学によれば、物質はエネルギーからなっていて絶対的物質なるモノは存在しない。
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例えば、私は確かに存在します。
私の体は原子からなっていて、原子はいくつかの素粒子からなっています。
しかし、原子や素粒子の極微の世界から見れば、物質は存在する可能性があるとしか言えないのです。「見ようとすると見えなくなる」と言う禅問答のような世界になるのです。
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我々の体も様々な物質も、突き詰めると原子から出来ています。原子は原子核(プラスの電気を持つ『陽子』と電気を持たない『中性子』からなる)とそのまわりを回っている確率的存在の『電子』で出来ています。
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つまりミクロ世界が集まったマクロ世界も、原理的に不確定性を潜在的にもっているということです。
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厳密に言えば目の前にいる人の顔は、光が自分の目に届くかのごとく、僅か『過去』の顔で、実は人間には『今』を見ることが出来ないのです。
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原子は物質だが、原子自体、絶え間なく回転しながら振動するエネルギーの渦巻きです。
素粒子が回り続けるコマのようなモノで、それがエネルギーを放射しています。
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即ち物質はエネルギーで出来ていることが判明したのです。
そして、物質とエネルギーは、一定の割合で相互転換しています。
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物質は,中身の詰まった実体(粒子)であると同時に、非物質な力場(波動)であると定義されます。
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アインシュタインの有名なE = mc²という式で表される「物質とエネルギーは等価である」という理論はE(エネルギー)は物質(m)から生まれると読むことが出来る。
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凄いのはこれを書き換えたm=E/c²(cは光速)が、物質(m)はE(エネルギー)から生まれることを表している。
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つまり、目にみえない「サムシンググレート」の意志というエネルギーが、物質を生むという数式で、無から有を生む宇宙の起源を表しているとも考えられる。
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村上和雄 著「人を幸せにする魂と遺伝子の法則」より
コメント
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