2015年09月23日 16時28分06秒
テーマ:ブログ
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いくらなんでも、集団的自衛権の最初がスーダンの中国軍の駆けつけ警護ってのが、冗談のようで笑ってしまうけれど。まったく狂気の世界で、正気を保つのにはどうしたらいいのかと悩んでしまう。
大体がスーダンの問題は石油資源に絡むのであって、南北対立も極貧困も作り出された情況だと思うけれど、救わなければならないのはAC広告ではないが、極貧困と子供の餓死であって石油施設の警護ではないよね。
米国の肩代わりして貸しを作ってる中国軍の警護を自衛隊がするんですかね。あれだけ中国が攻めて来るの、中国がぁーと叫んでた人は恥じないのかなぁ。日本を日本人が守るはお題目としてはその通りでも、同盟国が攻撃されたらそれは日本の存続危機だと無理くりの屁理屈で、何としても強大軍事国家の米国の肩代わりをしたがる日本だね。
一方、中国と米国はしっかり相互関係を築いて、中国は鉄道発注を勝ち取り、近習平夫妻は国賓待遇を受けてるのにね。さんざん中韓批難してロシアを貶めて、何かあったら米軍が守ってくれると信じてるマヌケだよね。
日本社会が良くなって行くという見通しを誰が持っているのか聞いてみたい。言論の封殺、警察権力の横暴、医療の崩壊、教育の瓦解とかもう始っている。どうもそういう話は暗くなるんで少し楽しい話を。
世界の食物の浪費は大きな問題になっているけど。2013年にドイツの街角に「セルフサービス冷蔵庫」っていうのが設置されたのね。
その後、スペインのバスク地方にある人口約3万人のガルダカオ市にも「仲良し冷蔵庫」が置かれた。この「セルフサービス冷蔵庫」とか「仲良し冷蔵後」ってどういうもんかっていうと。
バスク地方の仲良し冷蔵庫
ドイツの市民組織「食材を惜しむ人」が2013年から街角に100余りの食物共有スポットを設置したの。
その半分が「セルフサービス冷蔵庫」で、残りの半分には食物を置く棚が設置されて運営方法は単純明快。「自分で食べても安全と思われる」余剰の食品があったら自由にそこへ置き、その食品を必要としている人がいれば自由に持ち帰ることができるの。この試みで、ドイツでは2013年だけで約1000トンの食物の浪費を防ぐことができたという。
それを知ったスペインのガルダカオ市で、貧しい人の食事問題を解決する食物銀行へ勤めていたサイズさんておっさんが、ドイツの例を挙げて「仲良し冷蔵庫」を発案して、彼の案を支持した地元自治体は冷蔵庫の設置費用や電気代、及び後続の補修費用として5000ユーロを拠出して。今年5月、「仲良し冷蔵庫」は正式に運営を始めた。
この制度は住民からも歓迎され、二つ目の「仲良し冷蔵庫」がスペインのムルシア市で運営を始めるのね。日本でも、地方に行くと路上で野菜を置いて箱に気持ちのお金を入れれば持ち帰れるようなのもあるけどね。
大都会では難しいだろうけれど、小さな町でこういうものがあれば餓死者も減るんじゃないかなぁ。人の善意が信じられないような国では無理かもしれないけれど。近くの不用品のお店も何とかなってるようだし。日本人の心が試されるような街角冷蔵庫だね。
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