『トリチウム安全神話』は大嘘】
忘れてはいけないことが1つあります。この『トリチウム安全神話』はあくまで、トリチウムを捨てる側の立場で語られているということです。
2011年12月28日に放送されたNHKの報道ドキメンタリー番組『追跡!真相ファイル』の「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」の中からトリチウムが取り上げられた部分だけを一部引用します。以下が一部引用です。
世界一の原発大国、アメリカ。ここでは、より影響を受けやすい子供達に深刻な問題が起きていました。イリノイ州シカゴ郊外。
周辺に3つの原発が集中しています。
原発から排出される汚水には放射性トリチウムが含まれていますが、アメリカ政府は国際基準以下なので影響はないとしてきました。
しかし近くの街では、子供達が癌などの難病で亡くなっていました。6年前に建てられた慰霊碑。
住民を代表し、被害を訴えている親子がいます。シンシア・ソウヤーさんと、その娘セーラさんです。セーラさんは10年前…突然、脳腫瘍を患いました。治療の後遺症で18歳になった今も、身長は140センチほどしかありません。
セーラさん「みんな死んでしまったのに、私だけが生きていて悲しいです」
セーラさんが脳腫瘍になったのは、この街に引っ越してきて4年目の事でした。
シンシア・ソウヤーさん「セーラはあの井戸の水をまいて遊び食事をしていたんです。病気になってからは、シカゴから水を取り寄せるようになりました。怖かったので、その水で料理をし、皿を洗い、歯を磨かせていました」
原発周辺の地域だけが脳腫瘍や白血病が30%以上も増加。
セーラさん「科学者には、私たちが単なる統計の数値でないことを知ってほしい。私たちは生きています。空気と水をきれいにしてください。たくさんの苦しみを味わいました。誰にも同じ思いをしてほしくはありません」
引用先】http://www.sting-wl.com/yagasakikatsuma11.html
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