「戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)応援団!」より引用
沖縄戦を生き延びた85歳の文子おばあが、
メガホンを手に機動隊に向って言った言葉がずっとはなれない。
”わたしたちはね、死人の血をのんで生きてきたんだよ。わかる?
そんなにねぇ、基地を作りたいんだったらさ、人間のね、血の腐った水をね、
泥水をのんでからね、沖縄に基地を押し付けなさい。
防衛局のみなさん、聞いてるの?”
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−横山 知枝さんFBより引用
85歳の文子オバァ。
沖縄戦で火炎放射器で左半身を焼かれ、髪の毛1本残らない大火傷を負った。
「私はね、ただ生き延びたんでないよ。死人の血で染まった泥水を飲んで、生き延びたんだよ!」
家を焼き、田畑を焼き尽くし、家族や親戚や友人を殺した憎き米兵のもとで、戦後は生きるために働かなければならなかった文子オバァ。どれほどの屈辱だっただろう…。
あっちもこっちも痛い。杖を使ってもゆっくりしか歩けない。
ゲート前はハードだ。夏は灼熱地獄。冬はダウンジャケットを着ても震える寒さ。
目の前は戦車などの軍用車が行き交い、排気ガスだってすごい。
それでも、こうしてゲート前に立つ。
「絶対に、二度と戦争なんか起こさせちゃいけない。」
その思いを胸に。
ねえ、助けてよ。沖縄を見殺しにしないでよ。
癒やされに来る時だけ利用して楽しんで、沖縄が助けを求めてる時は知らん顔なんて、そんなの酷いよ。
これ以上、沖縄を踏みにじるな。
せめて私達は、踏みにじってる自覚だけは持とう。
何もしないのは中立なんかじゃない。より力の強い方への、加担でしかないってこと、自覚しよう
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