「アメリカと中国との軍事衝突が起こった場合,嘉手納基地は2周間で壊滅!」 という分析結果を発表したのは,RAND研究所だ。この分析論文は英文だが,熟読に値する。(その論文のPDF)
アメリカの国防総省系シンクタンク 『ランド研究所』が発表する論文の(ナイやアーミテージのレポートに見られる謀略目的性を排除した)客観性とリアリズムは評価に値するし,信頼に足る。
そのランド研究所が,驚天動地の警告を発した!
ランド研究所がシミュレーションを実施したところ、日本は尖閣諸島をめぐる中国との戦いにおいて5日間で敗北し、手も足も出なくなるというのだ。
そして、ランド研究所の出した結論は、「不毛の島」を巡る日中の争いは最終的に米中戦争を引き起こす可能性が高いので、米国は無視するべき!というものだ。
「中国は5日間で日本に勝利!」という衝撃のシミュレーションと,「米国は尖閣に関わるな」というランド研の警告に,妥当性と信頼性があるかどうか? 異論もあるだろう。
しかし,アメリカの国家機構の各セクションは,今回のランド研究所のシミュレーションと警告は影響が大きく,無視は出来ないということだ。
むしろ,外野席から発される異論が無視されるだろう。
驚愕の『ランド論文』についての詳説はココにある。← クリック。
是非とも熟読願いたい。
ランド研究所が警告を発したように,今や,中国とロシアの軍事力と軍事技術はアメリカを圧倒している。
アメリカは,ロシアと中国には手も足も出ない! 出せない! この現実を,日本の統治者・識者は永久に理解できないだろう。
大きく変容した「世界の今」を理解できないまま,この国は,やることなすことの全てが大きく誤ってしまい…,やがて必ず滅びる。
いや,すでに滅びている!と言うべきか?!
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