かなり寒い朝…
十日前に始まった九州地震(熊本・阿蘇・大分三箇所地震)ですが、
地震後に気象庁担当者、地震学者は次のようにコメントしています。
「広域的に続けて地震が発生したケースは近代観測が始まって以降は
思い浮かばない」
「これほど広範囲に拡大するのは(観測史上)例がなく、経験を当てはめ
られない。収まる気配もない」
「同じ場所で震度7が2回起きたのは史上初めて。1回の地震で、2カ所
同時に震度7を観測した例もない。過去に経験のない大地震」
「今の地震学では言及できない。わからない」
「地震活動の今後の展開は予測できない」
「今までの経験則から外れている」
「M6・5規模の活断層型地震の後、それを上回る本震が発生した記録が
存在しない」
また、日本の新幹線は高性能で、地震が発生した際、P波を感知して
すぐに列車を停止させるシステムが搭載されています。
しかし、今回の地震では停止せず、脱線してしまいました。
新幹線が対応しているのは自然な地震だけだからです。
さらに、昨日、安倍晋三首相が現地を訪問した途端に地震がパッタリ
止んでしまい、離れたら地震が再開しました。
地震には人間のように意思があるのでしょうか?
さて、先日、「米銀最大手JPモルガン・チェースがATMの引き出し限度を
1日当たり1000ドルに設定した」というニュースを目にしました。
制限を設けずに現金自動預払機(ATM)からの100ドル紙幣の引き出しを
可能にしたところ、一部の利用者が数万ドル単位で現金を引き出し始めた
ので、同社は対処策として同行の顧客以外によるATMの引き出し限度を
1日当たり1000ドル(約11万円)に設定したというのです。
規制当局による監視の強化もあり、金融各社はマネーロンダリング
(資金洗浄)をはじめとする疑わしい取引の兆候に目を光らせている
というのですが、それなら問題ありません。
しかし、同社の経営状況が悪く、キャッシュが足りなくなっているために
引き出し制限をしたのなら、預金者にとっては大問題です。
預金を放置しておけば、銀行が破綻した際にいつ払い戻しされるのか
分かりません。
最近、オーストリアでは、銀行の負債埋め合わせに預金が利用される
ベイルインがありましたので、嫌な感じがします。
また、同じく米銀大手バンク・オブ・アメリカで預金が引き出せなくなった
という話もあります。
アメリカは国家自体が破産しそうな状況で、銀行も経営危機に陥って
いますが、この話が本当ならアメリカの銀行で取り付け騒ぎが起こっても
おかしくありません。