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『木賊』は私が思い描く七郎元能像に見事に嵌る曲です。自らの後継者と目していた七郎を、何らかの誤解から「暮に追い失う」世阿弥。放浪の果てに眼疾を患う七郎。後に十郎が『弱法師』に描く七郎です。「三道」を伝授したからこそ箒木を「種」と言ったのだとも思えます。ロンギの喩えも示唆的です。
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