これが自民党のネット監視組織だ!!
NHKは2016年4月3日午前4時40分の放送で、「自民党 ネット上の声分析する新組織設置」と題して次のように報じた。
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自民党はインターネット上に投稿された意見をくみ取る態勢を整えようと、社会的に関心の高い出来事や政府・与党の政策などに関連する、ネット上の投稿を分析するための新たな組織を設けました。
子どもを保育園に預けられなかったという人が、「保育園落ちた日本死ね」などと、匿名で不満を書き込んだブログをきっかけに、国会では待機児童問題を巡る議論が活発になり、政府が緊急対策を発表することになりました。
これを踏まえ、自民党はブログやツイッターなどインターネット上に投稿された意見をくみ取る態勢を整えようと、ネット上の投稿を集めて分析するための新たな組織を設けました。
この組織では、関心の高い出来事や政府・与党の政策などに関するキーワードを、1か月ごとに設定し、関連する投稿を集めて内容を分析することにしています。
自民党は集められた投稿をもとに、有権者の不満や誤解をできるだけ早く把握し、今後の政策に反映させることにしているほか、国会での議員の質問などにも生かしていくことにしています。 (以上 NHK)
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これについて宮武嶺さんは「まあ、政策や国会質問に生かしていくだなんて体のよいことを言っているが、権力がネット監視を強化するということに尽きる」と断罪した。
以下は宮武さんの投稿。
自民党は2013年6月19日、参院選でネットを活用した特別チーム「Truth Team(T2)」を発足させた。主な業務は、ネットでの書き込みを分析、監視。
チームのトップにはIT政策を担当する平井卓也衆議院議員が就任。チームは自民党のネットメディア局の議員約20人のほか、選挙スタッフやITベンダーのスタッフらで構成。
このチームには顧問弁護士2人も参加し、誹謗中傷の書き込みを発見した場合は、速やかに法的手段を取ったり削除要請。FacebookやTwitter、ブログのほか、2ちゃんねるなど一般の掲示板も分析、監視の対象。
自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導
自民党本部にはチーム専用の部屋を設けて、分析結果をビジュアル化する大型ディスプレイや、選挙区に散っている候補者やスタッフらと議論するためのビデオ会議の設備などを導入。
チームには技術支援でITベンダー6社が参画。
1 タブレット端末やOSなどIT基盤を提供するご存知
「日本マイクロソフト」
2 分析システムなどを動かすクラウドを提供する同じく米国企業
「セールスフォース・ドットコム」
3 ツイッター、2ちゃんねる、ブログなどの口コミ分析に強いビッグデータ分析の「ホットリンク」
4 同じくビッグデータ分析の
「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」
5 口コミ監視の
「ガイアックス」
6 口コミ分析やネットでのPR戦略などに強い日本経済新聞系の
「パースペクティブ・メディア」
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自民党はインターネット上に投稿された意見をくみ取る態勢を整えようと、社会的に関心の高い出来事や政府・与党の政策などに関連する、ネット上の投稿を分析するための新たな組織を設けました。
子どもを保育園に預けられなかったという人が、「保育園落ちた日本死ね」などと、匿名で不満を書き込んだブログをきっかけに、国会では待機児童問題を巡る議論が活発になり、政府が緊急対策を発表することになりました。
これを踏まえ、自民党はブログやツイッターなどインターネット上に投稿された意見をくみ取る態勢を整えようと、ネット上の投稿を集めて分析するための新たな組織を設けました。
この組織では、関心の高い出来事や政府・与党の政策などに関するキーワードを、1か月ごとに設定し、関連する投稿を集めて内容を分析することにしています。
自民党は集められた投稿をもとに、有権者の不満や誤解をできるだけ早く把握し、今後の政策に反映させることにしているほか、国会での議員の質問などにも生かしていくことにしています。 (以上 NHK)
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これについて宮武嶺さんは「まあ、政策や国会質問に生かしていくだなんて体のよいことを言っているが、権力がネット監視を強化するということに尽きる」と断罪した。
以下は宮武さんの投稿。
自民党は2013年6月19日、参院選でネットを活用した特別チーム「Truth Team(T2)」を発足させた。主な業務は、ネットでの書き込みを分析、監視。
チームのトップにはIT政策を担当する平井卓也衆議院議員が就任。チームは自民党のネットメディア局の議員約20人のほか、選挙スタッフやITベンダーのスタッフらで構成。
このチームには顧問弁護士2人も参加し、誹謗中傷の書き込みを発見した場合は、速やかに法的手段を取ったり削除要請。FacebookやTwitter、ブログのほか、2ちゃんねるなど一般の掲示板も分析、監視の対象。
自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC ネトサポ)のネット世論誘導
自民党本部にはチーム専用の部屋を設けて、分析結果をビジュアル化する大型ディスプレイや、選挙区に散っている候補者やスタッフらと議論するためのビデオ会議の設備などを導入。
チームには技術支援でITベンダー6社が参画。
1 タブレット端末やOSなどIT基盤を提供するご存知
「日本マイクロソフト」
2 分析システムなどを動かすクラウドを提供する同じく米国企業
「セールスフォース・ドットコム」
3 ツイッター、2ちゃんねる、ブログなどの口コミ分析に強いビッグデータ分析の「ホットリンク」
4 同じくビッグデータ分析の
「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」
5 口コミ監視の
「ガイアックス」
6 口コミ分析やネットでのPR戦略などに強い日本経済新聞系の
「パースペクティブ・メディア」
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