放射能がDNAを損傷して癌を引き起こす
仕組みを解明~フクイチ由来の甲状腺癌も判明か!?
2016/9/14
電離放射線がDNAを損傷して癌を引き起こす仕組み
http://eigo.rumisunheart.com/2016/09/14/how-radiation-causes-cancer/
<訳文のみ引用>
放射線がDNAを傷付けてがんを引き起こすことはほとんどの人が知っていますが、
どのようにして癌を引き起こしているのかという、その2つの特徴的なパターンが、
この度、英国ウェルカム・トラスト・サンガー研究所の研究者とその共同研究者達に
よって解明されたようです。
これらのはっきりした特徴パターンが、今後、医者にどの癌が放射線によって
引き起こされたのかを識別可能にし、それらの腫瘍を別の方法で治療するかどうか
を調査する事を可能にするかもしれないということで、画期的な発見とも言えます。
1 放射線が癌の原因
「ガンマ線やX線、放射性粒子などの電離放射線が、DNAを損傷する事で、
癌を引き起こす可能性があります。しかし、どうやってこれが起きるのか、
あるいは、どのくらいの腫瘍が放射線ダメージによって引き起こされているのか
は分かっていませんでした。」
放射線由来の癌がどのくらいなのか、原発事故で大量の放射性物質が
ばら撒かれた日本、特に東日本の住人にとっては、かなり興味深い研究だと思います。
今後、何人が放射線由来のがんであると診断されるかは、日本の行政にとっても
大きな指針になるのではないでしょうか。
一刻も早く実用化されて、原発由来の癌患者を識別してもらいたいものです。
2 突然変異シグネチャー
「がんに関する過去の研究が、DNA損傷が、癌細胞のゲノムに対して突然変異
パターンとして知られている、分子の指紋をしばしば残すことを明かしています。
研究者は、派生的な放射線関連の腫瘍を持つ12人の患者の突然変異パターンを探して、
放射線を被ばくしていない319人と比較しました。」
「放射線がどのように癌を引き起こすのかを見つけ出すために、我々は、
自然発生的に生じた腫瘍を比較して、放射線に起因する癌のゲノムを調べました。
DNA配列を比べることで、癌の種類に関係ない、放射線ダメージの2つの突然変異
パターンを見つけました。
その後、その発見を放射線被ばくの有無を基に前立腺がんでチェックして、
再び2つのパターンを見つけ出しました。
これらの変異シグネチャーが、高エネルギー放射線がどのようにして
DNAにダメージを与えているのかを説明する助けになります。」
3 DNA切断と欠失と逆位
「1つの変異パターンは少数のDNA塩基が切り取られる欠失です。
二つ目は、平衡逆位と呼ばれる、DNAが2個所切られ、
真ん中の一片が回転して逆向きにくっついたものです。
平衡逆位は体内で自然には起こりませんが、高エネルギー放射線は同時に
これを可能にする十分なDNA切断を提供することができます。」
4 放射線はやっぱりやばい
「電離放射線は、恐らくあらゆるタイプの変異的なダメージをもたらしますが、
今我々は2つの特有のタイプのダメージを目にすることができ、
DNAに何が起こっているのかを感じ取ることが可能です。
放射線のシャワーがゲノムを切り刻んで、同時に多くのダメージを引き起こします。
これが細胞でのDNA修復メカニズムを圧倒して、
我々が目にしているDNAダメージを引き起こしているように思えます。」
<引用終わり>
--------------------------------------------
管理人
まさか、このような重要な研究論文の訳文を 英語の勉強サイトから
得られるとは思ってもみませんでした。
ラッキー。
放射線ダメージの2つの突然変異パターンの事実を定着する事が出来たら、
これは大変な偉業になるに違いありません。
放射線被曝による甲状腺癌や様々なガンを調査して、その証拠を特定し、
多くの患者に適用されれば、それこそ大変な騒ぎになるでしょう。
原発集団訴訟にも、かなり有力な証拠として活用されるはずです。
東日本の皆さんにも大変大きな意味のある研究論文ですが、しかし、
もしかすると、東日本だけに止まらず、日本全国に及ぶ可能性もあります。
何故なら、日本全国にくまなく原発が存在するからです。
国や経産省、東電などは、御用学者やマスコミを駆使して、
死に物狂いで潰しにかかって来るでしょう。
また、集団訴訟にまでこぎつけたとしても、何十年と裁判を引き延ばし、
患者の人のほとんどが死ぬのを待つという、いつもの常套手段を
使ってくるのは目に見えています。
我々は、いずれ、この集団訴訟に大注目し、全力を尽くしてバックアップ
すべきであると訴えたいと思います。
色んな意味で少し先走りしている感は否めませんが、しかし、大変重要な事
ですから、将来の展望を書ける時に書いておくべきであると考えました。
ところで、この機会に面白い記事をご紹介します。
全てが事実かどうかは分かりませんが、注目に値すると思います。
ハフィントンポスト日本版~より
仕組みを解明~フクイチ由来の甲状腺癌も判明か!?
2016/9/14
電離放射線がDNAを損傷して癌を引き起こす仕組み
http://eigo.rumisunheart.com/2016/09/14/how-radiation-causes-cancer/
<訳文のみ引用>
放射線がDNAを傷付けてがんを引き起こすことはほとんどの人が知っていますが、
どのようにして癌を引き起こしているのかという、その2つの特徴的なパターンが、
この度、英国ウェルカム・トラスト・サンガー研究所の研究者とその共同研究者達に
よって解明されたようです。
これらのはっきりした特徴パターンが、今後、医者にどの癌が放射線によって
引き起こされたのかを識別可能にし、それらの腫瘍を別の方法で治療するかどうか
を調査する事を可能にするかもしれないということで、画期的な発見とも言えます。
1 放射線が癌の原因
「ガンマ線やX線、放射性粒子などの電離放射線が、DNAを損傷する事で、
癌を引き起こす可能性があります。しかし、どうやってこれが起きるのか、
あるいは、どのくらいの腫瘍が放射線ダメージによって引き起こされているのか
は分かっていませんでした。」
放射線由来の癌がどのくらいなのか、原発事故で大量の放射性物質が
ばら撒かれた日本、特に東日本の住人にとっては、かなり興味深い研究だと思います。
今後、何人が放射線由来のがんであると診断されるかは、日本の行政にとっても
大きな指針になるのではないでしょうか。
一刻も早く実用化されて、原発由来の癌患者を識別してもらいたいものです。
2 突然変異シグネチャー
「がんに関する過去の研究が、DNA損傷が、癌細胞のゲノムに対して突然変異
パターンとして知られている、分子の指紋をしばしば残すことを明かしています。
研究者は、派生的な放射線関連の腫瘍を持つ12人の患者の突然変異パターンを探して、
放射線を被ばくしていない319人と比較しました。」
「放射線がどのように癌を引き起こすのかを見つけ出すために、我々は、
自然発生的に生じた腫瘍を比較して、放射線に起因する癌のゲノムを調べました。
DNA配列を比べることで、癌の種類に関係ない、放射線ダメージの2つの突然変異
パターンを見つけました。
その後、その発見を放射線被ばくの有無を基に前立腺がんでチェックして、
再び2つのパターンを見つけ出しました。
これらの変異シグネチャーが、高エネルギー放射線がどのようにして
DNAにダメージを与えているのかを説明する助けになります。」
3 DNA切断と欠失と逆位
「1つの変異パターンは少数のDNA塩基が切り取られる欠失です。
二つ目は、平衡逆位と呼ばれる、DNAが2個所切られ、
真ん中の一片が回転して逆向きにくっついたものです。
平衡逆位は体内で自然には起こりませんが、高エネルギー放射線は同時に
これを可能にする十分なDNA切断を提供することができます。」
4 放射線はやっぱりやばい
「電離放射線は、恐らくあらゆるタイプの変異的なダメージをもたらしますが、
今我々は2つの特有のタイプのダメージを目にすることができ、
DNAに何が起こっているのかを感じ取ることが可能です。
放射線のシャワーがゲノムを切り刻んで、同時に多くのダメージを引き起こします。
これが細胞でのDNA修復メカニズムを圧倒して、
我々が目にしているDNAダメージを引き起こしているように思えます。」
<引用終わり>
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管理人
まさか、このような重要な研究論文の訳文を 英語の勉強サイトから
得られるとは思ってもみませんでした。
ラッキー。
放射線ダメージの2つの突然変異パターンの事実を定着する事が出来たら、
これは大変な偉業になるに違いありません。
放射線被曝による甲状腺癌や様々なガンを調査して、その証拠を特定し、
多くの患者に適用されれば、それこそ大変な騒ぎになるでしょう。
原発集団訴訟にも、かなり有力な証拠として活用されるはずです。
東日本の皆さんにも大変大きな意味のある研究論文ですが、しかし、
もしかすると、東日本だけに止まらず、日本全国に及ぶ可能性もあります。
何故なら、日本全国にくまなく原発が存在するからです。
国や経産省、東電などは、御用学者やマスコミを駆使して、
死に物狂いで潰しにかかって来るでしょう。
また、集団訴訟にまでこぎつけたとしても、何十年と裁判を引き延ばし、
患者の人のほとんどが死ぬのを待つという、いつもの常套手段を
使ってくるのは目に見えています。
我々は、いずれ、この集団訴訟に大注目し、全力を尽くしてバックアップ
すべきであると訴えたいと思います。
色んな意味で少し先走りしている感は否めませんが、しかし、大変重要な事
ですから、将来の展望を書ける時に書いておくべきであると考えました。
ところで、この機会に面白い記事をご紹介します。
全てが事実かどうかは分かりませんが、注目に値すると思います。
ハフィントンポスト日本版~より
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