TSUTAYAのお世話になっている人は多いのではなかろうか。 1983年:蔦屋書店枚方駅前店(第一号店)を開業 1985年:カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社を設立 1993年:TSUTAYA RECORDS展開 1994年:TSUTAYA BOOKS展開 1997年:GAME TSUTAYA展開 2003年:Tポイント事業 2006年:CCCから株式会社TSUTAYAを分割 2013年:佐賀県で市立図書館運営の指定管理者 (Wikipedia参考) 振り返れば数多くの事業展開を成功させてきており、特にTポイントカードの普及率は著しい。ホームページの情報によると ・認知率:97.8% ・所持率:3人に1人 ・提携店数:29万6千店舗(2014年11月) 今回問題に挙げるのは、上の年表の最後に記した市立図書館運営の指定管理者、に関する記事。今や蔦屋といえば、本屋の領域を超えたカルチャーストアとして、その空間の醸し出す雰囲気、人気カフェ「スターバックス」との連携により圧倒的な人気度を誇る。 最近、蔦屋の集客力に便乗するため、図書館→蔦屋化の動きが各地で起きているよう。しかし、民間はあくまで民間。利潤追求のため、貸し出し率の低い郷土資料その他重要書籍を一括処分、児童スペースを廃止しスタバを移設など、パブリックとして求められる図書館の存在意義を排除している。 ↓以下引用 リンク ここまで進んだツタヤとスターバックスによる日本破壊工作 小泉純一郎元総理が、 「民で出来るところは民で」 の言葉通り、日本破壊工作が着々と進んでいます。 10月4日に愛知県小牧市で市議選と同時に行われる、TSUTAYA 提携図書館の是非巡る住民投票。 リンク これは大阪の「都構想」に匹敵するほど国民の重大問題だと思います。 いわゆる「官」の思惑による「民」の野望に待った、をかけられるか どうか、が問われるんですね。 リンク 市立図書館なのに経営を民間の「TSUTAYA」に任せるというのです。 今、日本のあちこちで「ツタヤ図書館」なるものが増えつつあります。 すでに佐賀県の武雄市図書館が「ツタヤ図書館」に変わっています が、問題なのは、郷土資料も廃棄され、貴重本でも容赦なく捨てられ、 新聞縮刷版も廃棄されるという驚くべきことが起きているのです。 リンク 要するに借りる人が少ないという理由で郷土史の資料が全て破棄され ているんですね。 変わりにCDやDVDを置き、以前は素敵な児童コーナーがあったのに 潰してスターバックスのカフェが入り込み、図書館スペースを占領 しています。 確かに「ツタヤ商法」で集客には成功しているそうですが、しかし 図書館の真の目的は集客だけではないはずです。 防災資料的な意味でも大事なものなのです。 文化継承の場でもあると同時に、古地図や災害文献なんかは不動産 売買時には重要な資料にもなります。 例えば過去の災害の記録とか結構郷土史に詳細が記されているの で、その資料がなくなるということは、昔は沼や川だった土地を埋め 立てたとか調べる事が難しくなるわけで、今後の災害対策が結構面倒 になります。 そもそも過去の手書きの郷土史等はお金で買えない貴重な資料で、 先祖の古文書の資料も、市町村の図書館だからという安心感で寄贈 しているのに、それを破棄するするとは何事か、ですね。 こうした市立図書館の経営を「ツタヤ」に最初に任せたのが、当時 佐賀県の武雄市長だった樋渡啓祐なんですね。 リンク 先日佐賀県知事選挙で自公の推薦を受け立候補しましたが落選した ことは記憶に新しいですね。 それでもちゃっかりツタヤの子会社の社長に就任しています。 樋渡啓祐・前武雄市長、CCC子会社の社長に就任 リンク 樋渡啓祐は原発事故の起きたときには、東北のがれき処理利権を 欲しがっていた人物の一人でもあります。 そして「ツタヤ」のあるところスターバックス有り、なんですね。 佐賀県武雄市も愛知県小牧市も、有名な渋谷のツタヤビルも1Fは スタバが入っています。 スタバは言わずと知れたアメリカのシオニスト企業です。 シーシェパードの資金源企業とも言われていますね。 仙台近郊に建設予定のTSUTAYA多賀城市図書館も同じシステムを 取り入れるようです。 多賀城駅前再開発ビル着工 図書館など入居 リンク 三重県の松阪市も、市長がTSUTAYA図書館を提案し、市議会の反対 にあい、市長が「辞めます」という展開になっています。 リンク よほどツタヤとスターバックスには利権という甘い汁がありそう ですね。 |
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