嘉手納 深夜2時半に100・2デシベル 苦情殺到、町長抗議
【嘉手納】米軍嘉手納基地で19日午前2時半ごろ、同基地に飛来していた米サウスカロライナ州軍基地所属のF16戦闘機が相次いで離陸したとみられ、町の測定によると屋良地区で100・2デシベルを観測した。
町民からは「地割れかと思う音で起こされ、胸がどきどきした。沖縄だけが我慢しなければいけないと思うとはらわたが煮えくり返る」「熟睡を起こされ、寝ようと思った時にまた爆音だ」と被害を訴える声が相次いだ。
100デシベルは電車が通る時のガート下の音に相当する。當山宏町長は「町民の苦情が殺到している。彼らの都合で町民の安眠を妨害し、人権侵害だ。ますます米軍に対する反発は強まる」と怒りで声を震わせた。
日米で合意した航空機騒音規制措置(騒音防止協定)では午後10時から午前6時までの運用は制限されている。
當山町長らは同日午前に嘉手納基地第18航空団の渉外官に電話で抗議し、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長にも「夜中に何の必要があって離陸したのか」と抗議した。
【琉球新報電子版】
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