自分の気持ちや欲求を隠して、
いつも優しいことを言ったり
相手のことばかり優先していると
一見 相手に優しいことを
しているように見えても
実は 自分に優しくしていないので、
いずれ 無理が生じ、
やがてその関係に疲れてきます。
その結果、
相手に対する不満が
芽生えてきたり、
ときに それらの感情が
爆発することもあります。
こういう人は 総じて
子どもの頃から「いい子タイプ」で
親や他人に対して従順だったり、
聞き分けのよい子だった反面、
自分の欲求や感情を大切にできない。
たとえば、子どもの頃に
「親がすぐに不機嫌になってしまう」
といった経験を繰り返すと、
「親を満足させなきゃ」とか
「自分の欲求を無視してでも、
相手を喜ばせないといけない」
と思い込むようになり、それが
「自分のことを優先してはいけない」
という強迫観念(心の呪縛)になって
自分の性格パターンに定着します。
このパターンをもっていると、
いつも他人のことを気にし過ぎて、
相手の顔色を伺うことばかりに神経を使い、
なかなか自分の気持ちを大事にできません。
気乗りしないものに誘われた時でも
「相手をガッカリさせてはいけない」
という自我の声に駆り立てられるから
NOと断ることができない。
または 子どものころ、
「苦手なことでも逃げずに
最後まで頑張りなさい」
というメッセージを
親に言われ続けてきた人は
「今に満足してはいけない」
「今 楽しんだら アカン」
「逃げずに もっとやらないといけない」
という強迫観念(心の呪縛)
を持つようになります。
そして 目的を成し遂げても、
それを 十分に味わう間もなく、
「楽しんでいる暇はない、もっとがんばらねば」
と「次の瞬間(未来)」へと自分を駆り立てます。
この超自我の呪縛(強迫観念)を解く方法が
アハメーションの発行です
たとえば
・「相手を喜ばせないと」
という強迫観念がある場合
↓
「まず自分の欲求や気持ちを
優先して ええねんで」とアハメーション
・「一生懸命やらねば」
という強迫観念がある場合
↓
「今 楽しんでも ええんやで~」
とアハメーション
・「しっかりすべき(強くあらねば)」
という強迫観念がある場合
↓
「弱くてもええし、甘えてもええよ」
と アハメーションを繰り返し
自分に発行していくことで、
「相手を喜ばせなければいけない」
「もっと頑張らなければいけない」
という
強迫観念(呪い)も
次第にゆるんでいきます。
やがて自分の気持ちを
尊重にできるようになってきます。
~相手への素直な「NO」は、自分への「YES」~
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