融資枠の増額と担保設定
林原は、粉飾決算により会社が倒産、過去の融資について検証がされています。日経新聞2012年12月10日の報道を見てみましょう。送検容疑は、2009年に旧住友信託銀行(現三井住友信託銀行)から短期資金の融資を増額してもらうため、所有していない林原美術館(岡山市)の建物を担保にしようと計画。(日経新聞)
本来の所有者だった財団法人林原美術館の理事会の承認を得ず、担保の設定契約書に理事長の名前を記入、押印して提出し、融資枠を35億円から50億円へ不正に増額させた疑い。(日経新聞)簡単にまとめると、林原と林原美術館が別会社であるにも関わらず、林原の経営陣が代筆と押印を行い、融資枠を増加させたというものです。
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