20万人以上が火星で人生を終える覚悟
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13.09.2013, 14:01
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Photo: EPA
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民間の火星移住プロジェクト「マーズ・ワン」への応募者数が発表された。火星への片道旅行には、世界140カ国の20万2586人が応募した。
最終的に24人から40人が選ばれ、7年間の訓練を受けたあと、2023年に4人組みのチームが火星へ出発し、その後、2年ごとに他のチームが火星へ向かう予定だという。地球への帰還は計画されていない。「マーズ・ワン」の代表を務めるオランダの起業家バス・ランスドルプ氏は、放映権の販売でプロジェクトの資金を集める予定。宇宙船や入植地からの生中継が計画されている。
なお専門家たちは、火星まで少なくとも500日かかるため、長期間の無重力状態によって、火星到着時には船員の体力が著しく低下し、火星開発のための力は残っていない恐れがあるとして、同プロジェクトの実現に懸念を抱いている。
Die Weltより
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