自分に少しだけ縁のあるひと
書道家 高木氏文化勲章に
今年度の文化勲章の受章者に総社市在住の書道家、高木聖鶴さんが選ばれました。
今年度の文化勲章の受賞者には5人が選ばれ、そのうちの1人に総社市在住の書道家、高木聖鶴さ
ん、本名、高木郁太さんが選ばれました。
高木さんは90歳。
年度の受章者の中で最高齢です。高木さんは独学で書道を学んだ
あと、20代半ばから本格的に書道に取り組み始めました。
かなの成り立ちなどの研究にも取り組んで、美しさを融和させた独自の書風を展開しました。
平成3年に日展で内閣総理大臣賞を受賞するなど、数々の賞を受賞し、平成18年には文化功労者に選ばれました。
高木さんは、90歳となった今
も新しい作品を発表しているほか関係団体の要職を務めるなど、後進の育成にも力を尽くしています。高木さんは、「仕事としてでは
なく、生涯学習として、書道をやっています。まだまだ下手の横好きで元気ですから、これからも頑張って勉強していい書を作っていきます」と話していました。
文化勲章の親授式は、来月3日に皇居で行われます。
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