植田正治と境港展
日本を代表する写真家の一人、植田正治が、出身地の境港市で撮影した写真を集めた作品展が境港市で開かれています。
この写真展は植田正治の生誕100年を記念して地元出身の写真家の功績を多くの人に知ってもらおうと境港市が開きました。
会場の境港市の「海とくらしの史料館」には植田正治が境港市内で撮影した写真と愛用のカメラあわせて23点が展示されています。植田正治は代表作の一つにもなっている「少女四態」や「パパとママと子供たち」など数々の作品をふるさと境港市で撮影しました。昭和9年の作品「夏の少女」はいすに座った夏服の少女を正面から撮影した作品で、フランスの写真展に出品され海外でも高い評価を得ました。
去年、モデルになった境港市の女性の自宅で見つかった写真が展示されています。
また、昭和20年ごろに撮影したと見られる「とんど」は毎年1月に海岸で行われる伝統行事の一コマをとらえたもので、今回初めて公開されました。
この写真展「植田正治と境港」は、来月25日まで境港市の「海とくらしの史料館」で開かれています。
10月26日 13時17分
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