児島虎次郎をしのぶ絵画展
現在の高梁市出身の洋画家、児島虎次郎を偲んで、子どもたちが描いた絵画の展示会が高梁市で開かれています。
児島虎次郎は、明治から昭和初期にかけて活躍した洋画家で、倉敷市の大原美術館に所蔵されている巨匠の洋画を収集したことでも知られています。
児島の出身地、高梁市成羽町にある高梁市成羽美術館で開かれている展示会は、地元で大きな業績を残した児島をしのんで市内の小学生と中学生から作品を募集して開いたもので、およそ300点が展示されています。
各学年の最も優秀な作品には「児島賞」が贈られていて、このうち有漢東小学校1年の葉廣煌さんの作品は、画面いっぱいに真っ赤なトマトを描いた力強い作品です。また落合小学校5年、大塚扇音さんの作品は、組み体操が成功したときの様子が描かれていて参加した人の表情が生き生きと描かれています。
このほか備中中学校3年の平松史枝さんの作品は伝統的な門を確かな構図とデッサン力で描いた作品です。
この作品展は来月2日まで高梁市成羽美術館で開かれています。
01月08日 12時46分
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