浮世絵の祖、岩佐又兵衛展
浮世絵の創始者とも言われている江戸時代初期に活躍した絵師、岩佐又兵衛の作品を集めた展示会が津市で開かれています。
岩佐又兵衛は織田信長に仕えた武将荒木村重の子で、江戸時代の初めに京都や江戸などで活躍し、浮世絵の創始者とも言われています。会場の三重県立美術館には岩佐又兵衛の作品を中心に11点の作品が展示されていて、このうち「三十六歌仙図中務」は平安時代の女性歌人、中務の姿が彼女が詠んだ和歌と一緒に描かれています。
また、「堀江物語絵巻」は幼い頃に両親を殺された豪族が仇討ちを成し遂げて領地を回復する物語を描いたもので、合戦の場面などが細かく描かれています。
この展示会は来月2日まで津市の三重県立美術館で開かれています。
02月13日 12時14分
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。