記録

1140.汚染地帯で何が起きているのか チェルノブイリ事故から４年(NHK)

・チェルノブイリ４年後に、NHKが総力取材を行ったドキュメンタリーがある
・２年半後から子供の甲状腺癌がみつかり、また各種の疾患が爆発的に増加していることが描かれている
・特に目を引くのは、医師、教師が、子供達の被曝影響を避けるように必死になって努力をしている姿。日本と真反対である

　　

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　今の日本は、事故からちょうど４年。この時期でも、ソ連は汚染地域の住民を避難させ、なんとか若い命を守ろうとしていますが、日本は川内村でもわかるように汚染地域に人を戻そうとしています。そして、特に驚かされるのは、医師の発言。慎重ではありますが、放射能の影響を否定できない状況になっているといった趣旨のことを全員が答えています。日本と真逆。
　そして、お母さん達もテレビの前で堂々と、自分たちの子供の健康被害について訴えています。今の福島ではとても許されていないこと・・・です。

　上記リンク先から見ることができますので、是非ご覧ください。そして、日本の現状と比較してみてください。私自身は、このような現状があちこちで起きているだろう（そして、それが巧妙に隠されている）と考えています。なお、この時点では、まだIAEAなど原子力推進勢力は、甲状腺癌と被曝の関連性を否定しています。


　たとえば、被曝医療の専門家とも言える　広島赤十字・原爆病院小児科の西美和医師は、資料の中で

長期間放射線医療に従事している放射線医師・技師に、甲状腺がんの発症が多いとの報告はない。

と述べています。未だに、内部被曝のことを一切理解していない医師が、堂々と発言できるのはいったいなぜなのでしょう。