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第8回 今の福島を見に行くモニターツアー開催!
福島県では、実際に他県から本県に足を運んでもらうモニターツアーを実施しています。
今回は、女性ブロガーの方々を福島県にお招きし、
福島県の牛肉に関わる検査や、
福島県が誇る「銘柄福島牛」のおいしさと魅力を紹介します。
:引用終了
☆県産牛肉の安全性学ぶ 県がツアー
URL http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014082820
引用:
東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興を目指して首都圏の消費者を招いた県のモニターツアーは27日、郡山市などで催され、参加者が県産牛肉の安全性やおいしさなどについて理解を深めた。
平成23年度から始まった「今の福島を見に行くモニターツアー」の第8弾。
首都圏在住でブログを書いている女性を対象に約30人を招待した。
:引用終了
☆シラス漁試験操業開始 小名浜漁港などに水揚げ
URL http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/08/post_10591.html
引用:
いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協は26日、それぞれの漁協として東京電力福島第一原発事故後初となるシラスの試験操業を開始した。
市内の7漁港から、両漁協合わせて17隻が出港した。同市沿岸域の水深25~45メートルで捕れた計約3トンを、各漁港に水揚げした
郡山市の日干しダイコンが1キロ3421ベクレル
と
放射能を食べるバクテリア
奇跡のリンゴと放射能を浄化するサボテンとは?
http://blogs.yahoo.co.jp/sayuri2525maria/31595877.html
必見記事です ↑ 拡散希望
さてはてメモ帳さんのサイトより
http://satehate.exblog.jp/18650534/
福島イタイイタイ病が拡大 原因不明で寝たきり~うつ病と放射性物質と福島エイズ
福島県郡山市の日干しダイコンが1キロ3421ベクレルと
安全なレベル?(1キロ40ベクレル)の約100倍の汚染がでました。
同じダイコンを室内で乾燥したものは
100ベクレルを切ったと報告されています。
http://besobernow-yuima.blogspot.se/2012/10/blog-post_31.html?spref=tw
(2012年10月28日)。
つまり福島ではまだ空気中にかなりのセシウムが再飛散
していることを示していますので、
日干しのもの(干し柿、日干しの魚など)に注意するとともに、
福島の人はできるだけマスクをしてください。日干しダイコンだけが
汚染されるのではなく、人間の肺も汚染 されますので。
冒頭に御紹介したヤフ-のミミさんの記事より
http://blogs.yahoo.co.jp/sayuri2525maria/31595877.html
一部引用
奇跡のりんごで知られる木村秋則氏。彼の木村農法で育てられた
りんごは、切っておいても 色も変わらずなんとよい香りを残したまま
くさることもなくドライフルーツの様になっていくまさに「奇跡のりんご」
である。
そして、今回フクシマのこの木村農法・自然栽培の「 田んぼ 」で
なぞの おどろくべき現象が、報告されている
「百姓が地球を救う」 詳細
この木村氏の著書によると
自然栽培の木村農法で育てられた米に関して「同位体研究所で
福島と宮城の自然栽培米を分析したところ、
1ベクレルも 検出されなかったのです。(0以上1ベクレル未満)」
と書かれている。さらには、「 特に福島県産のお米は1メートル離れた
あぜみちで高い数値がでていたにもかかわらずわたしが
指導する 田んぼ では検出されませんでした。」とまで書いてある!
これには 驚き! である。木村氏の自然栽培の田んぼからは、
放射線 が検出されないとのことである!
これは「奇跡」といえる出来事である。どうでしょうか?
木村氏はこの原因は はっきりとは解らないが、
一般の 田んぼ よりも 何倍も 多く住む バクテリア が 関係している
かもと話している。とにもかくにも この様な 奇跡的な出来事が、
フクシマ の 田んぼで実際に起きていると言うのである。
http://blogs.yahoo.co.jp/gogotamae2004/36881339.html ~より
東電でも、原子力保安院でも、大学の研究室でも、どこでもいいから
放射能を分解するバクテリアを、しらみつぶしに探して
汚染地帯にばらまいてくれたら・・・と、願います
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管理人
巷、毎日ものすごくたくさんの情報が溢れています。
情報過多で溺れてしまいそうです。
その中から、特に大事な部分を取捨選択する事が求められます。
そうしないと、本当に大事な事が、人々に伝わりません。
記事は、簡潔に分りやすく・・・ですね。
放射能を分解するバクテリアの話ですが、
恐らく、これは事実であり本当の話だと思います。
農薬を撒いている田畑は、こういった微生物はほぼ全滅しているはず。
このバクテリアの存在を解明する事が急務です。
何故なら、人間にも活用する事が可能 だからです。
無論、汚染地域にばら撒く事も当然考えられますが、
まずは人間です。
微生物が放射能を浄化する事実を徹底的に否定する勢力の
存在があるようですが、極めて組織的なものです。
考えられるのは、人口削減を謀り、製薬利権で儲けたい連中です。
自衛隊員らの不祥事が明るみとなりました。
画像:【自衛隊員の下半身にローソクを垂らす】
15日、多くの自衛隊員らが
などしている場面を写した写真が、内部から流出。
画像:【お互いに縄で下半身を縛る】
画像:【全裸になった姿での3ショット(後ろに装甲車)】
画像:【上官から痛めつけられている自衛隊員】
画像:【上官から火とローソク?を付けられて痛がる自衛隊員】
画像:【女性のブラジャーを下半身に着用した自衛隊員】
画像:【全裸で路上に立たされる自衛隊員】
ほかにも複数の女性との性行為を撮影した写真なども存在することがわかっています。
また背後に写っている装甲車や身分証などにより、
所属する部隊や一部隊員の特定などもされ始めているようです。
防衛庁や自衛隊ではこの不祥事にどのような対応を取るのか、続報が待たれます。
今回の件に【ネットの声】は・・
などがあるようです。
どこから流出したのかは不明ですが、自衛隊本部は把握しているのでしょうか・・
未だにこのようなしごきともいえる「しきたり」や「儀式」が内部で残っていたことに驚きです。
少なく見ても20人以上の自衛隊員が関与しているようにみえます。
明るみになった以上、何らかの処分が下されることが予測されますが、最近になって、防衛大学校や
自衛隊内部でのいじめや体罰などが報じられるようになったこのタイミングでの流出で、内部告発の
可能性もあります。
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*言靈③「おかげさまで」
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お知り合いを太陽の心と見立て「こんにちさん」と言うと、お相手の返事が、「はい!お陰さまで」と返ってくる。貴方のお蔭で元なる氣で居られます。病氣もなく元氣なのは貴方様のお蔭ですと、返って來るのです。
お蔭さまというのは、眼では見えない対象、靈止(ひと)の心や、大地の重力や、月の干滿、そして土壤を豐にする土壌菌もそうですね。昔の靈止(ひと)は、眼で見えるものよりも、見えない波動、「陰」を大事にしていたのです(^_^)
(出典)鈴木 俊輔著『ことだまの科學』
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*毎日使えば、元氣になる「日常十心」
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①ありがとう(感謝の心)
②はぁい(素直な心)
③ごめんね(反省の心)
④よかったね(祝福の心)
⑤おはよう(明るい心)
⑥こんにちは(まるい太陽の心)
⑦よろしくね(信賴の心)
⑧お陰さまで(謙虚な心)
⑨さあよろう(前進の心)
⑩げんきでね(友神意(あい)の心)
使えば使うほど、天からの生命のエネルギーが降り注いでまいります。特に子どもたちには必ず使わせたいですね(^_^)
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*毎日を元氣にする言靈
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▼寝る時:今日はよかった!ありがとう!
▼目覚めた時:よく寝た!今日はいい事があるぞ!
▼食事の時:美味しそう、美味しい!美味しかった!
▼困難な時:できそうだ!できる!できた!!
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*目で見える行動と目で見えない意識という両界をつなぐのが言靈
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わたしたちの脳の意識をまとめているのは「言靈」です。もし言靈がなければ、脳内の思考はまとまらず、「わたし」とか「どこへ」すら定かではなく、一切は混沌となります。「好き」も「嫌い」も「海」も「山」も分別できず、意識はただ無自覚に虚空に漂うしかなくなります。
弘法大師・空海は「身(しん)・口(くう)・意(い)」という三位一體の敎えを後世に残されました。「身」つまり行為、「意」つまり心であり動機・意志の二者を繋ぐのが、「口」・言靈と言えます。同時にそれは見える世界の「肉體世界」と、見えない世界の「精神世界」をつなぐ橋渡しが、「言靈」であるということです。「神意(あい)しているよ」の言靈も、「ありがとうございます」の言靈も、それを放つことで、意志も定まり、神意(あい)の目標に向かって力强く前進することができます。神道では毎朝、祝詞(のりと)をあげますし、佛敎ではお經を讀みます。その發聲(はっせい)、つまり心魂からの響きである「言靈」が大事なのです。
創世記にいう「はじめにコトバあり、コトバは光なり、光は神なり・・・・」このメッセージを素直に、受け取るべきではないでしょうか。ここでいうコトハとは創造神の属性をもつ、純正にして、神意(あい)あり、全調和のとれた言靈波動です。その純正なエネルギー波動が、宇宙の進化になくてはならない基本的なエッセンスとなっているのだと思います。
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*宇宙の根本原理はことば
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インドの哲学書ブラーフマナ文献や最古のウパニシャッドでは、宇宙の根本原理ブラフマンというのは、「もの」ではなく「ことば」(眞實語)と記されています。また、ヴェーダ聖典のことばは、「マントラ」とも呼ばれることがあります。「マントラ」は密教の呪文を表すことばとしても用いられ、漢訳では「眞語」とされます。
また、キリスト敎の「新約聖書」のうち、「ヨハネによる福音書」の冒頭には、「初めに言(ことば)があった。言(ことば)は神と共にあった。言(ことば)は神であった。この言(ことば)は初めに神と共にあった。萬物は言(ことば)によって成った。成ったもので、言(ことば)によらないものは何一つなかった」とあります。
プラトンの哲學でも、概念・ことばの世界こそがイデアであり、わたしたちが現實(じつ)世界であると思っている感覚世界は、イデアの影に他ならないとプラトンは主張するのですから、(眞實の)ことばが世界を創ったという考えと距離はほとんどないといってよいでしょう。
さらに、わが國の「忌みことば」のことを考えればわかりやすいのではないでしょうか。たとえば、結婚式では「別れる」「切れる」ということばは使ってはいけないとか、受験生の前で「落ちる」「滑る」は禁句だと言われています。世界中の多くの民族はそうした「忌みことば」という考えを持っています。
(参考文献)鈴木 俊輔 「ことだまの科学」 人生に役立つ言靈現象論
數靈、言靈、色靈、形靈 出揃いて
汝が身に 流るる 音靈のせれば
光透波(ことば)となりて 天音(あまね)く 照らす
今月18日に鹿児島県いちき串木野市で開かれた、九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の事故に対する避難計画の住民説明会で、同市の田畑誠一市長(3期目)が、福島第一原発の事故によって故郷を失った被災者らを侮蔑する発言を行っていたことが明らかとなった。
発言の中で田畑市長は、「私に言わせたら」と断った上で、福島第一原発事故の背景として、国や電気事業者だけでなく住民にも「油断」があったと明言。さらに、「電気事業者も住民の皆さんも甘かった」と厳しく批判していた。
原発事故の責任は国と電力会社が負うべきもので、「安全神話」に騙されてきた住民を責めるのは筋違い。原発に故郷を奪われ、避難生活を余儀なくされている人たちの心情を無視した発言に、被災地だけでなくいちき串木野の市民からも反論の声が上がりそうだ。(写真はいちき串木野市役所)
原発避難説明会で被災者を批判
問題発言が飛び出したのは、先週18日。川内原発の立地自治体・薩摩川内市に隣接するいちき串木野市の羽島小学校体育館で開かれた「原子力災害避難計画住民説明会」の席上だった。午後7時から始まった説明会には、地元住民ら約140名が参加。住民避難計画について県と市が説明したあと、質疑応答で「原発再稼働を進めるつもりか」と聞かれた市長が、答える中での発言だった。
録音記録に基づく市長発言の詳細は次の通り。
エー、先ほどから、この地域の安全・安心を守るため、そして将来の羽島に備えて、あるいは串木野市全体に備えてどうあるべきかということで、大変貴重なご意見を、ずっと拝聴させていただいております。
原子力発電というのは、これまで国のエネルギー政策によって進められてきたものだと思います。これまでは。しかし、ご承知の通り、福島第一原発事故が発生をして、いまだに収束をしておりません。従いまして、これからは、未来のためにも、今もそうでありますけども、私は、原子力発電というのは、将来、ゼロに向かって、その稼働をですね、ゼロに向かって進めるべきだと思っております。
そういった意味で、現在、エー私は、今の立場としてですね、この羽島の場合は、風力発電の設置を誘致をいたしました。あの風力発電って、1万所帯の一般家庭の皆さん方の電気をまかなうんです。
またこの中核工業団地に、全国でも珍しいんですが、企業の皆さん方が一緒になって、中小企業の皆さんが、そして市も出資をして、太陽光発電の設置をいたしました。これは大変話題になりまして、全国でも大きく、私も前の東京大学の総長殿と対談をして、大きく報道をされましたが、さらにまた、今年も市有地で、端のほうに空いているとこの太陽光発電をつけます。ですから、この先、極力原子力発電というものを減らしていくべきだという思いに変わりはございません。従いまして、前々申し上げておりますように、3号機の増設は反対であります。
今、おたくでも、○○さんのところの、再稼働のお話でありますが、この再稼働につきましては、ご承知のように、先ほどから県の皆さん方がご説明をなさっておりますが、福島の第一原発に予期せない事故がですね、起きてしまった。起こってしまった。そのことを踏まえて、やはり想定外という言葉を使ってはいけない、ということで、国の方もですね、さっき、ご説明がありましたねぇ。なんか、100万度何とか以内に規制を厳しくするという、こういったこと等の厳しい基準で原子力規制委員会が今調査をしている状況であります。
私は、私に言わせたら、結果を見て大体言えることなんですけど、今にして思えば、福島原発はですね、このあたり、国も、電力事業者も地域住民も、みんな含めて油断だったと思うんです。
あの、確かな数字はちょっと忘れましたから正確じゃないかもしれませんが、確か、あの原子力発電所のあった、建設してあったところはですね、たしか、3.76ほどいくらかしかなかったんです。高さがですね。あの原子力発電所が。
ところが、いまは忘れましたが、今から7~8年前にマレーシアで大津波が起こったんですよ。あれからでも良かったんですよ。高台に建設をし直すとか。実際に議論になったようですが、まさかということで、あのままにした。これは油断だったと思うんですよ政府も。電力事業者も住民の皆さんも甘かったと思う。
しかし、幸いこっちの方は、今のところ歴史上の津波の歴史はありませんけども、むこうのほうは、今までもですね、何回も、○○さんご存知のように、今から1200年前だって、いまほどの津波が来たというのが、記録に残ってるんですね。明治何年?年号忘れましたがね。明治何年でしたかね。明治も来とれば、大正も来てる。ペルー地震の時でさえ、あの北陸のリアス式海岸、その一帯が、3メートルの津波が押し寄せたんですよ。そういうところだから、もっと私は用心をすべきだったと思います。
また事故が起きてからも、冷やさなかったのが一番の原因です。今にして思えば、塩でもなんでもぶっかけて――そういう指示もあったみたいですよね、アメリカから。止めればよかったんですよ。だから、あってはいけないんです。
だから、そういったことを踏まえて、原子力規制委員会の皆さんが、グレードをうんと上げて、厳しい検査をされているはずです。この原発の事故等を踏まえながら、その厳しい検査をクリアした上で、こうしてやっぱり皆さん方に規制委員会の皆さんで、説明をされるということもハッキリ言っておられますので、しっかり説明をした上でですね、そしてどうするかということを、判断すべきだと思っております。
私はだから、市民の皆さんのこうした今日のようなご意見をお聞きをしながら、また市民の代表である議会の皆さん方のご意思等を踏まえながら、私は安全性を第一としながら、判断をしておきたいというふうに、今、現段階では思っております。
筋違いの被災地住民批判
言うまでもなく、福島第一原発事故の責任は、国と電気事業者である東京電力にある。周辺住民には何の責任もない。フクシマの住民は、いわゆる「安全神話」によって騙されていた被害者であり、事故後は放射性物質がばらまかれたことで、伝来の土地を追われ、避難生活を余儀なくされている。被災者に向かって「油断した」だの「甘かった」だのというのは本末転倒。批判の対象は国や電力会社のはずで、被災地の住民ではない。さらに田畑市長の一言は、原発周辺の住民や有識者らが、地震や津波に対する警鐘を鳴らし続けてきた歴史を無視した暴言でもある。被災地に寄り添うどころか、踏みにじる姿勢と言うべきだろう。
前提は事実誤認ばかり
お粗末なのは、発言の前提となった事例について、田畑市長の事実誤認が多すぎることだ。市長が言う『マレーシアの大津波』に該当するのは、2004年のスマトラ島沖地震によるもの。7~8年ではなく、10年前の出来事だ。さらに津波被害はマレーシアだけでなく、インド洋沿岸の広い範囲に及んでおり、30万人を超える死者・行方不明者を出している。住民避難を説明する場で、正確さを欠く発言は慎むべきだった。
市長が、曖昧な知識に基づいて話を組み立てたことは明白だ。『ペルー地震の時でさえ、あの北陸のリアス式海岸、その一帯が、3メートルの津波が押し寄せたんですよ』と言っているが、これは論外。でっち上げと言われてもおかしくない。ペルーでは、直近で2007年と11年に大規模な地震が起きているが、日本に津波の影響があったのは2007年の地震の時。しかし、この時日本国内に到達した津波は、数十センチ規模のものだったに過ぎない。しかも津波が来たのは「北陸」ではない。
そもそも北陸とは日本海側。新潟、富山、石川、福井の4県を示す呼称。ペルーの地震によって起きた津波が、北陸に被害をもたらすわけがない。どうやら市長は1960年のチリ地震のことと勘違いしているようで、たしかにこの時は日本国内に数メートル規模の津波が押し寄せたが、それは「三陸地方」でのこと。NHKの朝ドラ「あまちゃん」で有名になった三陸鉄道だが、「三陸」とは、主として青森県から岩手県を経て宮城県までの太平洋側沿岸部付近を指す。北陸とはまったく別の地域なのだ。過去の津波の事例はあやふや。地名もデタラメ。この程度のお粗末な知識を持ち出し、被災者を批判するなどもってのほかだろう。恥を知れと言いたい。
鹿児島県やいちき串木野に「油断」や「甘さ」はないと言いたいのだろうが、もし本当にそう思っているのなら、田畑市長は判断能力を欠いた、無能な指導者ということになる。問題発言があった住民説明会では、住民側から出される厳しい質問にまったく答えておらず、要援護者のみならず、一般市民が納得できる避難計画案さえ示されていない。フクシマの現実や歴史を正しく理解していないトップがいる限り、市民が救われることはない。鹿児島県知事も、いちき串木野市長も、原発や避難計画を語る資格はあるまい。
その証拠に、県内の説明会で参加者に配布された県作成の資料「鹿児島県地域防災計画(原子力災害対策編)の概要」では、原発事故の時に住民避難を指示するための最重要拠点と定められたオフサイトセンター(「鹿児島県原子力防災センター」)が、「退避」することを想定。あってはならない状況を前提に入れて、避難計画を策定していたことが、先週のHUNTERの報道で明らかになっている(参照記事⇒「鹿児島県 原発避難計画で大きな間違い」。
田畑市長は、翌日の住民説明会でも同様の発言をしており、確信犯的に被災者を批判したのは明白。これは被災者への侮蔑だ。
田畑さんに聞きたい。あなたは、同じことを被災者の前で言えるか?もうひとつ。いちき串木野の市民にデタラメな話を吹き込み続けていることについて、どう責任を取るのか?
権力の監視を使命とする新聞が堕落すると、権力は暴走し、結果として腐敗や税金の無駄遣いが助長される。不利益を被るのが「読者」であることは言うまでもない。とりわけ、地域に根ざした「地方紙」が、当該自治体の「犬」と化した場合は始末に負えなくなる。都道府県ごとに全国紙と地方紙のシェアを見ていくと、いくつかの例外を除いて、大半が地方紙に軍配が上がる状況。その地方紙が、ノーチェックで自治体の情報をたれ流せばどうなるか――。鹿児島で圧倒的なシェアを誇っているのは「南日本新聞」だが、ここの報道姿勢には県民からも疑問の声が上がっている。
巨大公共事業の計画破たんにノーチェックの記事
HUNTERは今月8日、鹿児島県が薩摩川内市で整備を進める産業廃棄物の管理型最終処分場「エコパークかごしま」が、工事の遅れで予定通りオープンできない状況に陥っていることを報じた(参照記事⇒「鹿児島県100億円最終処分場で再び計画破たん」)。処分場の工期延長は2度目。これまで県が主張してきた工期が守られないということは、当初契約の77億7,000万円から96億円以上に膨れ上がっていた事業費が、さらに積み増しされる可能性があることを意味している。悪しき公共事業の典型であるが、事業費が増えることで不利益を被るのは納税者である県民。由々しき事態である。
ところが、処分場の完成が遅れることを早い時期に知っていた南日本新聞が、県の言い分だけを垂れ流していたことが、後日になって明らかとなる。下は、8月1日の同紙朝刊の紙面。薩摩川内産廃処分場――すなわち、「エコパークかごしま」についての記事だ。
見出しは〔完成10月以降 大屋根を公開〕。どう見ても、“完成間近”のニュアンス。本文では7月31日に地元住民を対象にして行われた場内視察の模様を写真付きで紹介。工事の進捗状況や建設反対派の声を加えて、記事の体裁だけは整えている。しかし、問題の工期延長については、サラリとしたもの。事業主体である鹿児島県環境整備公社の専務理事が発したコメントを載せただけだった。記事中、専務理事はこう語っている――「技能労働者の確保が難しい時期があり、9月末の工期は延びる。工期延長に比例して工事費が増額するわけではない」。
前述したように、工期の遅れは2度目。1回目は1年もの延長で、約19億円の公費が積み増しされている。しかし、再度の工期延長の問題点については何一つ触れておらず、疑問さえ呈していない。公社側に突っ込んだ取材を行わなかったことは明白だ。
公社側は、HUNTERの取材に対して、新たな工期や積み増しされる工事費については、「精査中で答えられない」と明言しており、これは工事費増額の可能性があるということを意味している。さらに公社側は、処分場の外構工事が終わっていないことや、廃棄物の搬入管理施設である「計量棟」の建設工事が基礎の段階でとどまっていることも明かしている。南日本新聞の記者が書いた8月1日の記事は、公社側の言い分をノーチェックで垂れ流しただけ。問題意識を欠いているのか、検証能力がないのか、意図的に公社に迎合したのか、のどれかということ。いずれにせよ、「権力の監視」という使命を果たしていないのは確かだ。
まるで「権力の犬」
南日本新聞の権力に寄り添う姿勢は、原発に関する記事でも明らかとなっている。下は、6月30日の同紙朝刊1面。全国で停止中の原発のうち、最初の再稼働が確実となった九州電力川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)をめぐる特集記事の初回だった。
一昔前の原子力ムラ広報とみまごうような紙面。見出しだけ見れば「原発礼賛」としか言いようがない。川内原発再稼働を急ぐ九州電力や、伊藤祐一郎知事の後押しをする意図があったと思われてもおかしくない格好だ。
鹿児島県では昨年、公費を使った上海研修など、無駄な公共事業が発端となって、県民有志が伊藤祐一郎知事へのリコール運動を起こした。過去50年間で、知事がリコールを起こされたのは鹿児島で2例目。伊藤県政の歪みが顕在化したのは誰の目にも明らかだったが、南日本新聞がことさらリーコール問題を大きく取り上げることはなかったという。
7月に同紙が連載した伊藤県政10年の検証では、初回でリコールのことには一切触れず、財政再建の実績を強調する記事からスタート(右はその紙面)。県民から「おかしい。知事へのリコールはそんなに軽いことではない」という声が上がっていた。
地方紙の権力監視機能が劣化すれば、「地方自治」の根本が揺らぐ事態となるのは必定。機能不全が指摘される地方議会の現状を考えれば、なおさら事態は深刻といえるだろう。南日本新聞は、誰のために新聞を発行しているのだろうか……。