【福島原発】4号機使用済み燃料搬出終了へ!次回作業で破損燃料3体を移送!11月末には移送を終える予定!
2013年から続いていた福島第一原発4号機での核燃料取り出し作業ですが、10月20日に破損燃料3本を除く全ての使用済み核燃料の移送作業が終了となりました。破損している3本の核燃料は次回の作業で移送され、11月末までには全ての移送を終える予定です。4号機は核燃料プールの破損がひどく、一時期はプールの崩壊も懸念されていました。
何とか東日本大震災の最大余震が発生する前に、一番危険な使用済み核燃料は処理出来たようですね。これで4号機はひと安心することが出来ると言えます。ただ、他の建屋にも核燃料が取り残されていることから、福島第一原発全体が依然として危ないことには変化ありません。
ネット上では一部で「4号機の燃料プールは爆発して壊れた」という情報が出回っていますが、私が調べた限りではそれを肯定する情報は見つかりませんでした。しかしながら、福島第一原発事故直前に4号機が稼働していた痕跡があることから、政府が公開出来ないような何らかの試みをしていた可能性があると推測されます。
事故直後の放射線量から4号機の核燃料プールが無事だったのはほぼ間違いないですが、依然として爆発時の詳細は謎のままです。
*コメント欄で何度も私が調査済みの記事を貼って、「4号機は核爆発」とか叫んでいる方が出てくると思うので書きますが、事故直後の記事は誤報が多く、後で訂正されているパターンが多く見られます。日本の大手マスコミだろうがアメリカだろうが同じで、コピペ情報だけではなく、元の情報源のその後の推移もちゃんと読んでから判断するべきです。
☆4号機使用済み燃料搬出終了へ 破損3体は次回取り出し
URL http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102001001998.html
引用:
福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業で、東京電力は20日、使用済み燃料1331体のうち1320体の移送を終了したと発表した。次回作業で破損燃料3体を含む使用済み燃料すべての移送作業が終わり、プールに残るのはリスクの低い未使用燃料だけとなる。
4号機プールには原発事故の発生前から、「く」の字に曲がった燃料が1体、過去に放射性物質漏えいが検知された燃料が2体入っていた。次回の作業では、変形した燃料が入るように収納スペースを一部広げた輸送容器で、残る使用済み燃料11体を一遍に別棟の共用プールに運ぶ。11月末までに移送を終える予定。
:引用終了
☆東電 燃料取り出し 4号機
URL http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/removal-j.html
☆福島第一原子力発電所4号機からの燃料取り出しの取り組み
☆福島第一原発4号機 外国メディアに公開(BBC)
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