<< 殺人事件待ち >>
知人が言うに、うちの広野町(福一原発から南に20km強)の街なかのパチンコ屋に入ったら、半袖の下から “塗り絵” が覗く人ばかり、と。廃炉・除染が “出所後” の仕事になっている。
特に火の口地区には、住宅地の間々に、廃炉や除染の作業員宿舎が次々 建てられていて、町民が町に戻ろうとしないのはこの治安の問題のため(放射能汚染・被曝の現実を叫んでいるのはこちらだけ)。一日三交代で作業員が出入りする常設の宿舎が自宅の目の前に建った人は役場の某課長に噛み付いていた。
南に隣接するいわき市末続地区では先日 作業会社で殺人事件があったし、下の記事の他、報道されないだけで色んな物騒な話が入って来る。本当にスタンガンや警棒なしでは暮らせない。
で、これらは数年前から問題になっているにも拘わらず、町の執行部は腰を入れた対応をして来ず、やっと最近、建築確認の申請60日前までに基本計画書を町に提出し、町民に求められれば説明会を開く必要あり、などとする条例を町議会でも可決したが、建設の歯止めにはならない。
だから、作業員宿舎を山間部などに集約する特措法を国に強く求めるべきだし、物騒な人間の流入を防ぐ実効的な手段についても迫るべきなのだ。
いや、どこにプルト・ウラン・アメリが吹き溜まりになっていて吸い込むかも知れない過酷な現実、福島第一原発の近郊で様々な動・植物の奇形が非常に高い確率で確認される恐ろしい現実からして、もう人が暮らせる環境ではないわけで、町として移住に舵を切るべきなのだ。
が、要望書同様に薄っぺらで頭は来年の選挙のことしかないらしい遠藤 智 町長(もと東電工業社員)ではとてもとても。政治能力がない。
町民は自ら判断するしかない。それが出来る・出来ないも寿命の内。
原発現場労働者の叫び 2016/ 1/11
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