癌は敵ではない。
癌は、生体防御反応である。
ライフスタイル、食生活を変えない限り、
あなたを守るために、何度でも現れる。
という見方の正解。
「
何故、心臓(心筋)にガンは無いのか?
脳の神経細胞に、何故ガンは出来ないか?
あるいは、
赤筋(遅筋=赤い筋肉)はガンにならないという事をご存じだろうか?
その理由は、
ミトコンドリアの多い(5000個)、有酸素エネルギー系の細胞だからである。
一般に、癌のことを上皮腫と言われるのも理由がある。
悪性腫瘍は、ほとんど上皮腫と呼ばれる。
つまり、悪性とは、分裂が早く、その抑止が追い付かなくて、
全身に転移する腫瘍の事である。
そして、
その原因は、ストレスに依る交感神経系の血流不足に依る、
細胞の生き残り戦略で、
ミトコンドリアエネルギー系から、解糖エネルギー系への転換だと言う。
ストレスとは、
寒さ、緊張、過労、恐怖、悩み、哀しみ、憤り・・・
いろいろあるが、それらはすべて交感神経を刺激して、
ステロイドやアドレナリンの分泌を促すからである。
そうすると、
末梢血管は閉じて、血流不足を来す。
一時的なら、暫時、回復するが、
慢性的になると、血行不足が慢性化するので、
周辺の細胞は生き残り戦略を採ろうとする。
つまり、【ミトコンドリアを削って、
解糖エネルギー系の細胞へと転換】するのである。
これが、癌細胞(ミトコンドリア100~200)である。
そもそも上皮細胞は、細胞分裂が盛んで、
常に新陳代謝する性質のものであるが、
それを超えるストレスは癌化を促す。
それが上皮腫=悪性腫瘍=癌であるというのだ。
非常に分かり易い。
従って、癌になりやすい場所は大体決まっている。
細胞分裂の盛んな場所である。
例えば、皮膚、乳腺、各臓器の上皮質、あるいは骨髄等である。
上記に記した、心筋、脳細胞、赤筋等は、
常にミトコンドリアエネルギー系細胞(ミトコンドリア5000)であるので、
常に細胞分裂は少なく、癌化しない。
発生学的に、
下等生物は細胞にミトコンドリアを含まない。
解糖系のエネルギー代謝で単純な生命形態である。
高等生物はミトコンドリアを内包する細胞が中心で、
有酸素エネルギー系へと進化してきた言われる。
その為に、脂肪の代謝とか、複雑なエネルギー代謝機能を得て、
その環境対応を拡大して現在に至ったと言われる。
例えば、
飢餓に遭えば、脂肪を代謝して生きながらえるとか、
そういう事である。
又、緊急事態や危険に遭遇すると、
有酸素系のエネルギー代謝を中断して、
瞬発力を発揮するとか、自由度が拡大した。
人間が、あらゆる環境に適応する自由度が高まった訳である。
ところが、
慢性的な血行不良を起こすと、酸素不足となって、
何時までも低酸素状態では、ミトコンドリアエネルギー系細胞(ミトコンドリア5000)では、
生存がおぼつかなるので、
体細胞が解糖エネルギー系(ミトコンドリア100~200)への転換(癌化)すると言うのである。
自由は、新たな選択を選び取る責任も発生する。
癌は、高等細胞が下等細胞に鞍替えして、
生き延びるための生存システムであった?!
とすれば、驚きである。
とすれば、癌と闘うなどと言う事は無意味である。
生存必要が生じて、
形を変えて生き延びようとする当然の自然現象であるとすれば、
その原因に思い致して、
生き方を変えるしかない。
癌は、敵ではないのである。
」飄:http://blog.goo.ne.jp/tu…/e/2228fb452a59126fc34f82fc2b01f8f8
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。