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日本の積極的在庫処分場的発想の原点、
をボジョレ・ヌーボに見ることができる。
そもそも、なぜ熟成前のワインをわざわざ飲むのか、
本当に美味しいワインならしっかり熟成させてから飲めば良いではないか。というのが正しく、
「
ボジョレーヌーボーはフランスでは、3〜5ユーロで販売されています。
日本円にすると400円〜700円前後になります。
レストランでは無償で提供されるところもあり、現地の人たちでも購入したことがない人も多いようです。
ボジョレーヌーボーは、その年に獲れたブドウの出来を確認するために造られるワインです。
」
確かに、フランス人でも飲んではいるが、まっとうな代物として飲んでいるわけではなく、買って飲むほどのものでもなく、その年のブドウの味見、程度のもの、試飲用のテスターである。
日本だと、これが、2000〜4000円となる。
(まあ。解禁とか言って急ぐので空輸代とかかかるけど・・・)
ボジョレヌーボーをありがたがって飲んでいるのは世界で日本人だけであり、輸入量は、アメリカの4倍以上もある。
こういう、何かしら、踊らされて、煽られて、喜んで買ってしまうという習性は、注意した方が良いのではないか。
「
ボジョレーヌーボーは、その年に獲れたブドウの出来を確認するため造られるワインです。
美味しいワインを目的として造られるものではないので、当然『ボジョレーは不味いよね』という声も多く出ます。
」
まだ、「出来ていないワイン」なので、美味しいと思う方がおかしいのです。
日本、ボジョレー世界一。世界の46%は(金額では54%)、日本。
「
日本のボジョレーヌーボーの輸入量は世界第一位になります。
フランスから輸出されるボジョレーヌーボーのうち日本の輸入量は40%を占めています。
イギリスの調査会社IWSR社によると日本人一人当たりの年間ワイン消費量は2.4リットルだそうです。
一方ヨーロッパの国々では一人あたり20〜50リットル消費します。
つまりヨーロッパの人たちは、日本人の10〜25倍ワインを飲んでいる計算になります。
しかしそのような国々でもボジョレーヌーボーの輸入量の割合は数%に過ぎません。
」
Re-Shared Comment:
東洋になんでも買ってくれる土人の国があるという・・・
「
ボジョレーヌーボーは、新酒解禁のお祭りとして、ボジョレー地区のワイン業界が仕掛け、以前はフランスでもあちこちでイヴェントが盛り上がっていました。が、低品質のワインが大量に出回り、次第に国内の消費者に見向きもされなくなった結果、困った業界が余った在庫を海外、特に日本に売りつけていると、フランス人から聞いたことがあります。日本は特に、80年代からの某大手インポーターによるボジョレーヌーボーのマーケティングが大成功した例で、一時ほどではないにせよ、今も年間人気イベントのひとつのようになっていますね。ただ、ボジョレーワイン業界の名誉の為に付け加えると、中には優れた生産者も多く存在し、長期熟成にも耐えるような素晴らしいワインを造っていますし、日本で2,500-4,000円程度のヌーボーには買って飲むに値するものもあります。特に自然派と言われるMarcelLapierre、Philippe Pacalet、Reloy あたりが素直に美味しく、ワインの専門家間でも高評価です。売れないワインの最終処分場と言われないよう、消費者も賢くなりたいですね。
」
Re-Shared Comment:
「
今年も史上最高の出来なんでしょうね⁇ ww
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を
上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」
「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年 「過去50年でも素晴らしい出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
12年「ボジョレー史上最悪の不作」
13年「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」
14年「近年の当たり年である2009年と肩を並べるクオリティ」
15年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」
16年 ……… 知らんけどww
」
【写真】ワイン消費量は2%にしか過ぎないが、ボジョレーだけは、ダントツの世界一(金額ベースだと54%www)、という・・・
ボジョレーヌーボーの世界市場における輸出構成トップ10
日本は数量ベースでは2007年度は46パーセントだが、金額ベースでは54パーセントとなっている。
――出馬撤回の理由は新潟日報との対立がすべてですか。
「9割は、そうですね(ニヤッと笑う)」
――ということは「残りの1割」があるんですね。
「……」
――「1割」の中身は何ですか。
「いろいろありました……(天井を見上げる)。ある報道機関の人が、取材先から『これ以上取材するとドラム缶に入って川に浮かぶよ』と警告を受けたという体験談をしたあと、『知事も気をつけてくださいよ』と言われたこともありました」
――物騒な話ですね。
「知らない車にずっとつけられたこともありました」
――なにか脅迫めいていませんか。
「誰がしたことかわかりませんから、確定的なことは言いません」
原発とともにあった12年間
大惨事以上の福島原発:マスコミに載らない海外記事
大惨事以上の福島原発
2016/06/09 11:00:00
2016年6月7日
Robert Hunziker
CounterPunch
大惨事は後片付けすることが可能だ。
東京電力福島第一原子力発電所廃炉推進カンパニー最高責任者の増田尚宏は、とうとう公に“公式に”600トンの熱い溶融炉心コリウムが行方不明だと発表した(福島原子力発電所の運営企業が、600トンの溶融燃料が行方不明と語る、Epoch Times、2016年5月24日)。
これから、どうすればいいのだろう?
元アメリカ原子力規制委員会(NRC)委員長、グレゴリー・ヤツコによれば、燃料は発見できない可能性が高い。“現時点では、燃料がどこにあるのか誰もわかっておらず、しかもこの燃料は極めて放射能が強く、それも非常に長い期間その状態が続く。”
問題の一倍大きな点は、100%メルトダウンで、たぶん地中に潜り込んでいるであろう福島型メルトダウンの経験が誰にもなく、誰も確実にわかっていないことだ。
これから先は、トワイライト・ゾーンへの旅のようなものだ。
“溶けた核燃料集合体の、全く制御不能な分裂が、発電所残骸の下のどこかで続いている ’これをできるだけ早くすることが重要だ’と増田は語り、日本は、溶けたウラン燃料を取り出す技術を持っていないことを認めた” (600トンの溶融した放射性の福島原発燃料、依然みつからないと、廃炉推進のトップが認める、RT、2016年5月24日)。
核分裂というのは、原子がより小さな原子に分裂することだ。原子爆弾では、巨大爆発をおこすため、分裂は極めて迅速に起きなければならないが、原子炉では、湯を沸かし、蒸気を発生させ、発電用タービンを回転させる熱を発生させるため、分裂は極めてゆっくりしないといけない。
最終的には、二本の棒をこすって、お湯を沸かすこともできるが、現代社会は、それほど辛抱強くはないため、二本の棒をこすり合わせるより飛躍的な危険を受け入れることにした。変容した世界にようこそ。
たとえ増田の部下の廃炉推進担当者が、行方不明の600トンを発見したとしても、余りに放射能が高いため、作業員は、直近部分を調査するだけの近さに寄ることができず、更に彼らは、どこからともなく、それを取り出す技術を開発する必要があるが、それから、どうするのだろう? そこから先は、当てずっぽうなのだ。現代社会は、当てずっぽうしかないまでに落ちぶれたのだ。二本の棒をこすりあわせるのを放り出して、何十億ドルもかけて、お湯を沸かすための途方もない怪物を建設しておいて、それがおかしくなったら、次に何をするか当て推量だ。この構図の何が間違っているのだろう? そう、そもそも、事態がとんでもないことになった場合に、どうすべきかなど、誰も知らない。
溶融した核燃料を取り出す技術はない!
1986年、ロシアの作業員チームが、チェルノブイリ原子力発電所の原子炉炉心溶融コリウムを、原発の最下層階で発見した。その過程で“30人の労働者を焼き焦がし”ながらも、彼らは地中への潜り込みを防ぐまで、封じ込めるのに成功した。たぶん。
チェルノブイリでの封じ込め作業の際、当座しのぎのロボット・カメラが、怪物、“象の足”とあだ名がつけられた溶融した炉心を実際に撮影することに成功したが、事故から三十年後、“象の足”は今でも致死的だ。
チェルノブイリと福島を比較・対照すると、福島の格納容器内に送り込まれるやいなや、途方もなく高い放射能攻撃でロボットは壊れた。BBC番組「Dr. Who」に登場したロボット、ダーレクのようだ。
事故から三十年後、チェルノブイリでは「象の足」の社会に対する脅威への解決策を見出したように見えるが、福島の場合には、まず600トンの熱い物質を見つけ出さねばならない。これ自体、不可能な仕事に見える。それから、どうするのだろう?
“チェルノブイリ原発事故から三十年後でも、いまだに、崩壊しつつある4号原子炉の残骸からの放射能の重大な脅威。しかし、これ以上の放出を防ぐため、革新的な15億ユーロの超巨大建造物が建設されつつあり、これまで人が知っている最も醜い災害に見事な技術的解決策をもたらしている”クレア・コークヒル、シェフィールド大学博士、「新たな墓が、チェルノブイリ事故現場を、100年間安全に保つ」、Phys.Org、2016年4月22日。
チェルノブイリの古い崩壊しかけている石棺は、新しい巨大な鋼鉄の枠によって置き換えられつつある。“石棺のおかげで、本来の放射性物質の80%が、メルトダウン後も、原子炉の中に残っている。もし石棺が崩壊するようなことになれば、溶融した炉心の一部、コリウムと呼ばれる溶岩のような物質が、極めて放射能の強い蒸気や、風で飛ばされる小さな粒子の混合物のほこりの雲として、周辺地域に放出されかねない。この混合物の主要な物質は、甲状腺癌をひき起こすヨウ素131と、体内に吸収され、吸い込んだり、摂取したりした量に応じて、放射能疾患から、死亡に到る様々な影響をもたらす可能性があるセシウム-137だ”同上
“象の足は世界でも最も危険な廃棄物かもしれない”(チェルノブイリの熱い塊“象の足”は今も致死的、Nautilus、Science Connect、2013年12月4日)。これは極めて放射能の高い巨大な塊で、死んだり、弱くなったりはしないのだ。これは飛び抜けて秀逸な「Doctor Who 」の脚本かもしれない! ここに、代わりに、太陽と風が使えたのに、お湯を沸かすのに原子力を使う弱点、脆弱さ、危険性がある。太陽も風も、放射能はなく、しかも二本の棒をこすりあわせるよりも、ずっと早い。
福島は、チェルノブイリの三倍(3x)だが、それ以上かもしれない。だが福島の場合は、白熱したジュージューと音を立てているコリウムが既に地球に潜り込み始めている確実な可能性があるのだ。それから先は、誰もそれがどうなるかを知らないのだから、想像力を縦横に駆使していただきたい!
だがアインシュタインは知っていた。有名なアインシュタインの言葉はこうだ。“解放された原子の力が我々の思考方法以外のあらゆるものを変えてしまった為、我々は未曾有の大惨事へと押し流されつつある。”
我々はとうとうそこに辿り着いたのだ!
元NRC委員長のグレゴリー・ヤツコは、原子力の安全性を熟考している。“全ての原子力発電所において、それが世界のどこであれ … この種の極めて大惨事の事故が起きて、膨大な量の放射能を放出し、何十年も、自分で後始末をしなければならなくなる可能性があることを、今や受け入れなければならない” (Epoch Times).
数年先を考えただけでも疑問は残っている。ジュージューと音を立てている白熱した溶融コリウムは、2020年の東京オリンピックの時期には、どこにあるのだろう?