夢を実現していくプロセスには、、
「シンギュラーポイント」と言われる
現象が必ず起こります。
シンギュラーポイント、
(singular point)とは「沸点」。
徐々に加熱された水がある時沸騰する、
というような特異点をいう
物理学の用語です。
小さなことを少しずつ
積み重ねていくと、
ある時点から、
急激に沸騰し始めます。
そして、沸点に達すると、
水は気体に変化するのです。
成功者が偉業を成していくことも、
この現象とまさに同じようなもので、
人生において大事な時期というのは、
大きなチャンスの時ではなく、
実は毎日の小さな行動の中に
あるのです。
人前で派手に行う
パフォーマンスではなく、
誰も見ていない一人の時に、
コツコツと積み上げていくものを
幸運の神様は確実に見ているのです。
その本気と覚悟を
持っている者にだけに
必ず奇跡的な幸運の転換期が
訪れるのです。
ある男は極貧の生活を送りながら、
俳優になることを夢見ていました。
23才、男はニューヨークで
俳優を志します。
ニューヨーク中のほぼすべての
オーディションを受けました。
しかし、全て不合格でした。
男は役者として芽が出るまで、
脚本を書くことを決意しました。
ニューヨーク中のエージェントを
訪問し、何度も何度も「拒絶」を
受けました。
それでも男はあきらめませんでした。
ある時、男はオーディションを受け、
いつものように「不合格」でしたが、
帰り際に、
「実はある脚本があるんだけど」
とエージェントの人に
声を掛けました。
男はずっと温めていた
映画のアイディアを話しました。
そうすると、
「じゃあ、送ってくれ」と
言われました。
男は家に帰り、
3日間で脚本を書き上げ、
出来上がったを脚本を持って
売り込みに行きますが、
却下されました。
しかし、断られても、断られても、
男はあきらめませんでした。
そして、ついに男は、
シンギュラーポイントを迎えます。
この脚本は映画となり、
2億5000万ドルも売り上げ、
アカデミー賞最優秀作品賞を
取ることになりました。
脚本のタイトルは「ロッキー」。
男の名はシルベスター・スタローン。
その後、ロッキーシリーズだけでも
彼は約10億ドルを稼ぎ、
ハリウッドでトップスターに
なりました。
話し続けよう。
あなたの夢を。
沸点は必ず訪れる。
今日もあなたの心に
情熱スイッチオン!
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